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サイコパスの私より、自分をサイコパスと疑うあなたへ

「自分って、もしかしてサイコパス?」そう思ったことはありますか?
ネットで検索するとサイコパスの特徴として
・他人を思いやることができない
・利己的
・周囲の人と長期的に友好な関係が築けない
……等と出てきます。

悲しいことに私はサイコパスです。
この記事では『私がサイコパスだと知ったきっかけ』『サイコパス故の苦しみ』『これからのサイコパスの生き方』等々、サイコパスについて書いていこうと思います。
サイコパスだと自覚している方に届いて、今後の生き方を考えるきっかけになったら幸いです。
もちろん、サイコパスじゃない方には「サイコパスってこんな感じなんだ」とふわっと思っていただけるといいな。



はじめに


私が学生時代の時、特別な何者かになりたい思春期の子たち(中二病…)はサイコパスに憧れていたと思います。実際そういう子を何人も見ました。その人たちは「頭のキレがよくて、異常で、異端な自分がなんかカッコいい」そんな自己愛的かつ自己陶酔的なイメージを抱えているようにも見えました。
一時、ネットでサイコパス診断が流行りましたよね。犯罪者がサイコパスだった場合、どういう動機で事件を起こしたのか、とか。ここで言いたいのは、サイコパス診断でサイコパスな答えができたからといってあなたがサイコパスとは限りません。人は様々な事情や背景を抱えているものです。故に動機も様々です。
そして強く言いたいのが、サイコパスはみんながみんな犯罪者になるわけではありません。
サイコパス=犯罪者
という考え方にならないよう、お願いいたします。
そして、サイコパスは憧れるものではないです。皆が思っているより辛いです。


私がサイコパスだと知ったきっかけ


私がサイコパスだと知ったきっかけは2つあります。

きっかけその1……サイコパスの特徴にかなり近い


1. 人に本当に興味を持てない
2. 損得で物事を判断する
3. 自分にとってのメリットがなければ人と関わることはない
4. メリットがなくなったら、人との縁を切ってしまう
「私が仲良くなりたいと思った人はみんな私から離れていくし、友達になれない」
(なぜか勘が良かった小学生の頃の私です。まさに本質を突いていました。)
どうして私がサイコパスだと知ったかというと、先ほど書いた4つのことがほぼ自分だったからです。意識してるんじゃないですよ。無意識にそんな考えが働いているのです。
「私は人に興味を持っている」これはただの思い込みでした。
実際はというと……
「私にとってメリットがあるから関係を持ちたい」これが無意識の本音です。
例えば好きな人がいるとします。その人のルックスが好みだったり、面白いところが好みだったり、優しくしてくれるところが好みだったりします。
でも、その好きな人の好みのところ、つまり自分にとってのメリットが無くなってしまったら、興味が失せてしまうのです。
自分にとってメリットがないと人と関りを持とうとしません。

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