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「虎と月」柳広司

4/5      その217

中島敦「山月記」李徴の息子の話。
「山月記」とは、高校の国語の教科書で出会った。
漢文調の言い回しが心地よくて俺の中の声に出して読みたい本の代表でもある。
その「山月記」の続編とも言える物語を作っていいものかと思ったが。
息子が、親父李徴が虎になった真相を突き止めるために旅に出る。
面白いからよしとするってことになるのだろう。
謎の真相も良かった。
そしてやっぱりラストがいい。
ネタバレしたくないから書かないけど。
俺は好き。

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