「ながい坂」山本周五郎

3.5/5　　　　　　　その271

下級武士の家に生まれ、身分が低い故の扱いを受ける。
この状況から脱すべく、学問と武芸に励み、のし上がっていく。
仲間からの妬みやっかみを受けながら出世していく。
堰堤工事を引き受け、お家騒動にも巻き込まれながらどんどん上がっていく。
ながい坂の上で見える景色はどんな感じか。
なんだかちょっとながい気がした。
もっと濃縮して半分くらいでテンポよくいけないかなと途中で思ってしまった。（巨匠に対してなんて失礼な感想だ）
連載ものなので、リアルタイムでは面白かったのではないか。
（これでじゅうぶんおもしろいはず）