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「廃墟の白墨」遠田潤子

4.5/5       その245

ミモザという名の男。
入院中の父に届いた封筒。
古い廃墟となっているビルに集まる3人の老人。
老人たちが若い頃関わった明石という女性とその娘白墨。
白墨とは、いつもチョークで絵を書いていたことから名付けられた。
ミモザの古い記憶と白墨の生き様、そして隠された秘密。
それぞれが語る形で物語は進んでいく。
なかなか辛い話。
そして驚きのラスト。
新たな歩みは始まるか。
面白かった。

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