小学生の頃の心
先日、初めて今までためてきたお金を使い、クロスバイクを購入しました。
購入したクロスバイクは、ジャイアントのエスケープ R3
自分のお金でこんな感じの大きな買い物をするのが初めてで、非常に検討に検討を重ねて購入しました。
そして、購入した次の日にさっそく自転車で初の遠出をすることに決め、さっそく出発しました。
そこで感じた、クロスバイクでの体験、到着した場所での体験の二本について話させてください!!
出発前日
私は、自分の自転車で遠くまで行ったことはたぶんなかった。
その上、極度の方向音痴で行くのはいいものの帰ってこれるのか、自分でも心配しまくりだった…
その夜は、まるで小学校の遠足の前日のように明日を楽しみにしながら、どこに行くかを考えていた。
そして、決めたのは、4つとなりの市のパン屋行くことにした。
だいたい距離にして、片道16.4㎞のところにある。
距離を聞いて、「いやそんなに遠くないやん。」と思われたかもしれない。
しかし、この年で初めての一人サイクリングにはこれぐらいで十分だった。
その夜は、そこでクロワッサンを食べることを楽しみにしながら眠りについた……
サイクリング出発日当日
この日は、奇跡的に快晴だった。
雨にとことん好かれているので、いつもどっかに行くときはだいたい雨になっている。
でもこの日は違っていた。
そして、クロスバイクに水のペットボトルを装着し、ヘルメットを着けて、私は意気揚々と家を出た。
最初は、クロスバイクの性能に驚かさせられた。
自転車屋の前で試乗はしたといっても、その距離は店の前だけだった。
だから、距離がある上でこいでいると、中チャリとの進み方の違いに感動した。
一漕ぎもそれほど力を加えなくてもいいのに、どんどん前に進んでいく。
ほんまに、ありえへんぐらい快適だった。
それに、坂道も異様なまでに簡単に登れた。
これは、買ってよかったとこの時に改めて感じさせられた。
加えて、行き先も「もう少し遠くにすればよかったかな」とこの時はまだまだ余裕があった。
10時に出発してから、しばらくしてふと気づいたことが……
「なんか、道間違ってる気がするなあ」
行く前に、地図は何度も確認したのに、やっぱり間違ってる気がしてきた…
一人、道に迷う
うん、ここどこ(笑)
正直、どこで間違ったのかにも気づかづにあっていると信じ込みさせながら、考えていた道を進んでいたら、なぜか行き止まりに突き当たった。
いや……どこで間違ってん……
そう思いながら、仕方なく来た道を引き返すことにした
しかし、ここでも問題が…
どこを通ってきたかが覚えられていない
スマホを開き地図を調べても地図を正確に読むのがへたくそな私は、このGoogleマップさえまともに読めていない
その時は、だれか通る人に道を聞くかとコミュ障らしからぬ考えでどうにかこの場を対処しようと考えていた
しかし、ここで助かったこと一つ対処法を思いつく
取り合えづ大通りに出よう
そして、たぶん大通りっぽいかなぁ、という感じの方向に進んでいった
その結果、出れた…よくわからない住宅街から…
この時ばかりは、自分の方向音痴をマジで悔やんだと同時に、無事出れてよかったの気持ちだった。
パン屋に出会う
そのまま、大通りを進んでいきとりあえず目指すことにした。
その時は、まだ3っつ目の市だったので、線路に沿ってとなりの市まで向かう作戦をとった。
これが功を奏し、無事にとなりの市にまでたどり着けた。
この時、確か12時ちょっと前ぐらいだった。
本来なら、1時間13分で着くとルート検索では出ていたからやっぱりだいぶ遅かった。
でも、沿線沿いを通ってきたおかげでそこからはスムーズにいった。
そして、数分後無事にパン屋には到着した
だがここで一つ残念なお知らせ……
人気のクロワッサンはもう売り切れてしまっていた…
考えてみれば当然のことだった
人気なのだから、お昼時にはなくなっていてもおかしくない、
その後、結局そのお店の人気ナンバー2のポップが張られていた、カレーパンとクリームパンダパンというかわいらしいのを買い、お店を後にした
そのまま、行く途中で発見していた公園に行きそこのベンチで食べることにした。
いや、思いのほかこのカレーパンがおいしくておいしくて、正直来てよかったとこの時マジで感動した
多分、長距離を初めて漕いで疲れていたのもあるかもしれないが、パンのうまみが五臓六腑にしみわたって本当においしかった。
多分周りから見たら、公園で男子大学生が一人で自転車を前に置き、パンを食べている光景はさぞかし、異様なものだったことだろう…
旅の帰路で異変
いやぁ、充実した一日になったなあと思いながら帰り道漕いでいると、ある体の異変に気付く…
お尻が無茶苦茶痛い
中チャリと異なりイスにクッション性がない分じかに痛みが来る
サドルカバーを買おうとは思っていたのだが、
「もしかしたらそんなに痛くもないかもしれないから、走って痛いかったら買おう」
こんな軽い考えで購入を渋ったのが裏目に出た
舗装されていない、ガタガタの道が行きはそれほど気にならなかったのだが、改めて通ると痛い…
しかし、こんなところで休んでばかりもいられないのでとにかく漕いだ
そして、1時間10分ぐらいで家に帰ってこれた。
行きとは大違いだった……時間も疲れも
そして、家に着き自分の心の中で
「クロスバイクマジで買ってよかった」
と思うと同時に、
「マジでお尻いて~」
の気持ちしかなかった。
この日以来、またどこかに遠出をしたいとずっと思っている。
そして、もう一度あのパン屋に行き今度こそはクロワッサンを購入したいと思っている……
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