祖父母に会いに札幌へ①
今年の夏休みは祖父母、叔母さんに会いに4年ぶりに札幌に行きました。ゆるゆると感じたことを記録します。みなさんはふるさとに帰ったら、どんなことを感じますか?
その1. 東京に比べ札幌は田舎?
すっかり、東京の都会暮らしに慣れてしまった私は、「4年も」なのか「4年しか経ってないのに」なのか、どちらの表現が適切かわからないが、数年ぶりに北海道に行って、札幌の都心でさえも田舎と思ってしまった。札幌は新宿みたいに高い建物はあまり多くないし、634mのスカイツリーに比べ、テレビ塔は147.2m。テレビ塔が可愛く思える。さらに、札幌から20分車で移動すれば畑が広がる。こんなことを言うと道民に怒られそうだが、けっして、札幌をディスってるわけではなく、東京スカイツリーに行ったり、横浜中華街、渋谷のスクランブル交差点に行ったりして、その土地の独特の雰囲気を味わった分、札幌の街並み、空気の良さ、多くの良いところを改めて細かく深く自分の中に落とし込むことができるようになった。
その2. 方言を味わえる喜び。。。
祖父母と久しぶりに生活をして、北海道の方言を味わえることができた。祖父母はあまり訛りが強い方ではないが、言葉の方言はある方だと思う。部屋に虫が出て怖くて捕まえられず、祖母に頼んだら、「なんも、こんな虫大したことない!」と言われた。この「なんも」、これは「大丈夫、問題ない、いいよ」という意味。他にも棒のことを「ぼっこ」、とうもろこしのことを「とうきび」と言う。あとは定番の「なまら〇〇しょ」。「なまら」は「とても」、文末に「〇〇しょ」もよく使う。
小学校の時、札幌から神奈川への転校をきっかけに上記で挙げたような方言を使うことがなくなった。神奈川に引っ越してまもない時に使っていたら、聞き返されることが多かった。その時は方言というものを知らなくて、親から教わった。神奈川で通じない言葉は北海道の方言であることを知ると、次言う時に意識して言っているみたいで、使うことが恥ずかしくなり、使わなくなった。
今回、久しぶりにこれらの言葉を味わえて、ここは「北海道なんだ。今、私は北海道にいるんだ」って思った。まだまだ、知らない北海道の方言はあるけど、今知ってる北海道の方言は絶対忘れないし、忘れたくないって思った。
その3. 大泉洋に負けないくらい北海道が好き?!
叔母さんが録画していた、ローカル番組を観た。大泉洋がゲスト出演していて、今放送中の大河ドラマや水曜どうでしょう時代の話など語っていた。そのトークの中で、北海道で活躍するようになり、東京に進出し、東京でも活躍するようになって、大泉洋は「ドラマやバラエティに出演する毎に、北海道のことしか考えてない」と言っていた。大泉洋をかっこいいってあんまり思ったことないけど、この言葉を聞いて鳥肌が立つほどかっこいいって思った。私も北海道が好き。でも、道東、道北、道南、まだまだ行ったことない場所、知らない魅力がたくさんあるから、大泉洋には負けるかも。生まれた場所、育った場所を誇りに思って、生きてく姿、大変尊敬します。ずっと、「大泉洋」と呼び捨てでごめんなさい。
長くなってしまうので、祖父母に会いに札幌へ②に続きます。