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出世は正義なのか?

こんにちは、しがサラです。

本日はサラリーマンとは切っても切り離されない、【出世すること】について書いていきます。

私の個人的な見解ですので、様々な意見をコメントいただけたら嬉しいです。


ではでは。


父の考え

私の父親は、そこそこ企業規模の大きな会社に所属していました。

古い企業体質、いわゆるJTC(Japanese Traditional Company)でした。

しかし、父は出世の道を選びませんでした。

何故かと言うと、

・出世するには転勤が伴う
・自由に働けなくなる
・現場に近いところで働きたい

このような理由から、出世ルートからは外れたサラリーマン生活を送っていました。

よく、出世することは【面倒くさい】と言っていました。

子どもながらに、格好つけてるんじゃないの?と思っていましたが、実際は家族を優先して考えていたんだろうなと思います。

私の部活の試合に来なかった日はありません。
毎試合ビデオ録画をしてくれました。

父の中では、ワークライフバランスにおいて軸が家族だったんだと思います。

私の考え

実は、私は考え方が変わりました。

社会人初期は、出世して偉くなることで高い報酬がもらえる。
しかも、自分が決裁権を持つことで、自分がやりたいことができる。

このような思いがあったので、出世することを第一に毎日仕事していました。

しかし、転職してからは自分のキャリアや夢を叶えることを1番考えるようになりました。
もちろん、家族に負荷がかからない範囲内で。

なので、出世するためのルートを歩んだり、余計なストレスを抱えなくていいので、今はとても気楽です。

また、出世しなければ決裁権がないので、やりたいことをできない、と思っていましたが、実際には上司を説得して動かすビジネススキルさえ身に付ければ十分にやれます。


なので、そのスキルを日々磨いていくつもりです。

出世のメリット・デメリット

メリットとしては、先ほど記述しました、

・経済的報酬の向上
・権限と影響力の増加
・専門性の発展空間が広がる

このような点があげられると思います。

一方で、デメリットもあります。

・労働時間の増加
・人間関係の複雑化
・失敗のリスク

このような側面も持ち合わせています。


人によって、捉え方は違いますので、
自身のキャリアやワークライフバランスと一致しているかどうか明確にしておいた方が良いでしょう。

人事としての感覚

やはり、まだ大手企業を初めとする日系企業は終身雇用の意識が根強く残っています。

また出世することで高い報酬を得られる側面も実態としてあります。

私は、専門性を持った人や、高いスキルがある人に対しては、責任者のようなポジションに就かなくとも高い報酬を払うべきだと思っています。


もしくは、人事制度設計をそのような軸にすべきだと考えています。

ジョブ型にシフトしつつ、ある今、
日系企業は完全にジョブ型に移行するのは
絶対にフィットしません。

重要なのは、旧来の終身雇用とジョブ型の融合です。


人事職としては、是非とも実現したい未来です。


いかがでしょうか。

出世に対する考え方は、千差万別ですが、キャリアの発展性が極めて高い現代においてはもう一度立ち止まって考えた方がいいと思っています。

是非、皆さんのご意見をいただけると嬉しいです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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