ボコボコにされた経験
こんにちは、しがサラです。
皆さんは、仕事をしている中において「ボコボコにされた経験」はありますか?
私は武勇伝を語る人は嫌いですし、なんならボコボコにされない生き方をしている人の方が達者だと思っています。
一方で、ボコボコにされた経験は、転職時にうまく言い換えれば、そのままエピソードトークになります。
本日は、私がボコボコにされた経験とそこから学んだことを綴っていきます。
仕事にボコボコにされた経験
これは前職時代の話です。
前職の人事は4人で社員400名ほどの人事業務全般を回していました。
メンバーは、以下の通りです。
○上司(人事歴10年目のベテラン)
○私(着任したばかり)
○後輩(休職から復帰したて)
○派遣さん
それが、人事異動によって上司が異動となってしまいました。
合わせて、後輩も転職することとなりました。
代わりに新しい先輩がきて、構図としては
○先輩
○先輩
○私
○派遣さん
こうなりました。
人数的には変化はありませんが、中小企業において実務を知っている人がいない状況は、目も当てられません。
あとはご想像の通り、この年は仕事にボコボコにされました。
そして、肝心のそこから学んだことですが、
引き継ぎの重要性です。
それ以外は一切ありません。
歴が長い前任者が抜けて、1番困ったのが「やり方が分からない」でした。
引継ぎ書として、内容や概要は残されていたものの、具体的な解説はほとんどありませんでした。
業務が属人化していたということです。
私はこの経験から、自分がやっている業務は基本的にはデータで全て残すようにしました。
業務もこなしながら、画面コピーとして残しておく。
そうすれば、わざわざ引継ぎ書を作る必要がありません。
とりあえず、それを後任の人が見れば躓くことがないように。
引継ぎにおいて大切なことは、細かいことではなく、とりあえずは躓かないようにフローを書いてあげるということです。
役職者たちにボコボコにされた経験
これは、社内で役職者の方向けに階層別の研修を行なった時の話です。
役職ごとに丸一日研修があり、それがメンバーが代わり1週間程度続きます。
この階層別研修において、現役職者の方から人事に対してフィードバックをもらう時間を設けたのですが、、
全タームにおいて悪口・不平・不満・文句のオンパレードでした。
これほど1週間が早く終わってくれと思ったことはありません。
今までの階層別研修においては、そんな時間は確保していなかったんですが、私の発案で新たに導入しました。
私が発案しておきながら、自分のことを棚に上げやがって、とムカついた記憶があります。笑
まぁ人事である以上は、しっかり意見を聞いて施策に活かすことが大切なので、膿を出し切ることは大事なことです。
このボコボコ経験を通じて学んだことは、「騒音の中でも論点を明確にすること」です。
その時は、本当にムカついていたので、感情からは一旦逃避するために、中身に向き合いました。
おかげで、周囲には冷静に見えたようで、副産物として私の評価が爆上がりしました。
それは、冷静でかつロジカルに判断するスキルの原体験になりました。
先輩からボコボコにされた経験
人事の仕事をする上で、いや、社会人としての私の師である先輩と働いた期間を指します。
働いた期間は1年と短い期間でしたが、すべてが学びの毎日でした。
20代後半で、そこそこ自分はできると思って勘違いしていた私の鼻をしっかりと折ってくれました。
怒られたり、詰められたりした訳ではありません。
ただ、
・ショートインターバルコントロール
・タスク管理
・知見や情報の取り方
・課題分析の仕方
・ゴール設定の仕方
・経営の視座
などなど、挙げればキリがないほど隣で見せてもらいました。
一緒に働いていた期間は、毎日、毎秒、毎瞬「なんて自分は出来ない人なんだろう」とヘコみ続けました。
勝手にボコボコにされてただけなんですけどね。
しかし、なかなかそのようなスーパーマンと働くことはなかったので、とても貴重な経験でした。
きっとその人と出会っていなかったら、転職やキャリアの考え方も浅いものになっていたと思います。
以上が、私がボコボコにされた経験とそこから学んだことです。
社会人として働いたことのある方は、きっと経験があるのではないでしょうか。
是非、コメントで教えて下さい!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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