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成功体験の落とし穴

こんにちは、しがサラです。

大晦日ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

日頃の疲れを癒やしたり、ストレスを発散したり、再会を楽しんだり、思い思いの時間を過ごしていることかと思います。


さてさて、本日は短めに投稿します。

成功体験の落とし穴

大小問わず、成功体験は自信や成長をもたらしてくれます。

私も、長い間営業経験があるので、成功体験の大切さは身に染みて実感しています。

そんな成功体験に落とし穴があることをご存じでしょうか。

基本的には良いことばかりなんですが、手放しで喜んでいると、その落とし穴にハマってしまいます。


落とし穴にハマらないためのコツは、

成功体験を分解して考えてみる

ということです。


つまりどういうことかと言うと、

例えば、営業で大型の成約が取れたとします。

社内でも鼻が高くなるような案件です。

その成約は、自分が綿密な作成を立て、綺麗にクロージングしたと思っています。

周囲から褒められ、次の成約にも繋がるようにモチベーションが上がり、これまで以上に営業活動に精進するようになります。

といった、ストーリーです。

一見、普通のサクセスストーリーのように見えす。


しかし、実際には、

・先方の社内事情があり、成約できた
・市場の競合企業に衰退傾向が出ていた
・先方の役員が自社の中期経営計画に賛同していた
・実は上司が、裏でアシストしていた


このような要因があった可能性もあります。
実際には、この可能性は非常に高いですし、これらのパターンはすべて私の体験談です。笑

人と人、企業と企業が対峙している以上、
すべて自分の手柄ということは絶対にあり得ません。

良い結果に繋がったということは事実である一方で、どこまでが自分の力で、どこまでが他の要因かを分析する必要があります

これをやらないと、どれだけ努力をしてもスキルが身に付かず、裸の王様になってしまう可能性が高いです。


前述しましたが、成功体験は自分を高めてくれる精神安定剤の効果もあります。

その効果を最大限自身の糧とするためにも、必ず振り返ってみて、分析することをお薦めします。

是非、皆さんの参考となれば嬉しいです。

年末のお忙しい中、お読みいただきありがとうございました!


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