ビジネスにおける気遣いは必要?
こんにちは、しがサラです。
社会人やアルバイト等で働いた経験のある方なら、【気遣い】や【配慮】等のワードはよく耳にするのではないでしょうか。
実際に私も「それは言わない方が本人のため」みたいな台詞を周囲から言われたことがよくありました。(結局言っちゃうんですけどね笑)
私個人としての見解は
「遠慮と忖度」はすべきではない
「気遣いと配慮」はすべき
だと考えています。
ここの線引きが曖昧な社会人は多いです。
前述しました【言わない優しさ】は、気遣いではなく遠慮です。
ちなみに優しくもありません。笑
言ってあげる事の方が、優しさです。
つまりは、気遣いってなんだろう。
忖度ってなんだろう。
気遣いとは、相手目線で考えること、究極は相手の思考(脳)を使わせないことだと思っています。
ビジネスにおいての気遣いは、会話や作られる資料に如実に現れます。
会話において、わかりやすい例を挙げると、相手から「ん?それってこういう意味?」みたいな聞き返しがあると、それは気遣いが出来ていません。
聞き返されるということは、相手の分かる言葉で説明できていません。
自分の言葉で自分が分かると思って説明しているので、聞き返される内はそのベクトルは、自分に向いています。
きちんと相手を気遣って会話をすると、
・相手が分かる言葉か
・相手が思考を使わずとも理解できるか
・主語が抜けていないか
このあたりはとても大切です。
そして、それらは会話ではなく資料を作成する際にも共通します。
相手はどこから読み始めるか、何の情報が欲しいのか、その資料を見た相手にどんな行動変容を起こして欲しいのかを、事前にしっかりと考える必要があります。
それが、本当の気遣いであり、配慮です。
では、冒頭に書いた、「それは言わない方が本人のため」というのはベクトルはどちらを向いているでしょうか。
本人のため、だと判断している自分にベクトルが向いているではないでしょうか。
本当に本人のためかどうかなんて言ってみないと分かりません。
少なからず、暴力的な言葉で無い限り、言ってみてマイナスに働く場面に私は遭遇したことはありません。
遠慮や忖度をされて、幸せになる人はいません。
それらは自分だけを守る方法だと、私は思っています。
少し話が逸れましたが、
相手に思考を巡らせて理解させてしまっていないか、ということを考えることは気遣い上で非常に大切です。
是非、一呼吸置いて、相手に伝えたり、資料を作成してみてください。
きっと意識的にやり始めると、段々と無意識で実践できるようになります。
それを無意識で出来る人は、ビジネスマンに置いてもいわゆる優秀層です。
私も日々、会話毎に反省しながら実践している最中です。
ビジネスに限らず、人と人での対人関係でも重要なスキルですよね。
本日も、お読みいただきありがとうございました!
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