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フランス留学記<引っ越し>

引っ越しを決断

渡仏して1ヶ月経たずに隣人からの騒音クレームを受けたわたしは引っ越しを決め、なんだかんだあって新しい物件に縁があった。
新しい物件の決め手は、なんとなく懐かしい感じがしたから。

わたしの旅

いよいよ引っ越し。何度も検索して準備した。
簡単な乗り換えだけで1時間もあれば着くところに新居はある。
生活用品の全てを詰め込んだ30キロのスーツケースを持って、さあ気合を入れていこう

メトロ、運休 乗る予定だったメトロ14番線は沿線工事のため運休。悔しい。
その場で他の行き方を検索し、別路線へ向かう。満員電車に大きな荷物を持って乗り込む。30キロの荷物がじわじわと体力を奪うけれど、それも乗り換え駅までの辛抱。

乗り換え駅を素通り 車内放送で“〇〇駅(乗り換え駅)は今日止まりません“
と言ったかなと思った。でも、聞き間違いだと信じていた。
結論、聞き間違えていなかった!1駅過ぎた時点で慌てて降車し、駅員さんにどうすればいい?と尋ねた。“1駅分歩きな!きっと大丈夫“と言われ歩くことに。
そういうところあるよね、フランス!

エッフェル塔を傍目に精神統一 30キロの荷物を持ち運びながら見たエッフェル塔は、皮肉なことに今まで見た中で1番綺麗だった。
大勢の観光客の中、精神統一を繰り返し髪を振り乱しながら荷運びする。
生きているといろいろある。

天気がよくて助かった

その後なんとか電車に乗り、新居にたどり着いた。当初1時間で着く予定だったけれど4時間かかり気づいたら空は夕暮れ。そういう日もある。

フランスに恋してる

トラブル続きの引っ越しも無事終わりを迎えた。考えてみれば、渡仏直後はうまく喋れないことも、失敗することも、もう何もかも全部恥ずかしかった。でも、最近はだんだん恥ずかしいという感情が薄れてきている。そして、なんとかなる、そういうこともある精神が急成長している。

何事も一筋縄では行かず刺激に富んだ国フランス
知れば知るほどフランスが好きになる



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