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紹介する、ということ

今日、残念な記事を見ました。
本の紹介記事で、私も好きな作品だったので楽しく読んでいたのですが、途中で結末がさらっと書かれていたのです。

今どき、いわゆるネタバレ記事は山ほど出回っていて、珍しくも何ともないのですが、私が「え……」となったのは、その記事をピックアップしたりオススメしてる方たちの存在にふと気づいてしまったから。

そうなの? いいの?
こういう記事が、みんな好きなの?
気にしてるのは、私ぐらい?
と、ちよっとモヤってしまったのでした。

もちろん、ネタバレ記事を自ら求めて読む方もいるでしょうし、全然気にならないという方もいるでしょう。中には、推理ものの犯人や、どんでん返しを先に記事でチェックして、刑事コロンボ的に楽しんでる方もいるみたいですね。
だから、別にネタバレ自体を否定する気はないんです。

私の読んだ記事も、その一点を除いては素敵な本紹介でしたし、書いた方も悪気はなく、単に気にしてない方なのだと推察します。

ただ、やっばり「教えないで」「知りたくなかった」と思う方も一定数いるわけです。
不意打ちでパンチを食らって、へたっとなってしまった私のような人を作らないためにも、記事の冒頭に、「この後、教えちゃいますよ〜」という注意書きを、一言入れて欲しかったなぁと思うのです。

もし、思いがけず結末を先に知って、読む気がなくなってしまい、名作との新しい出会いが一つ失われてしまったら?
それこそ残念です。

本や映画以外でも、例えばイベントやアトラクションなどの最後に、ちょっとしたサプライズや心憎い演出がされていること、ありますよね。
それを、しっかり写真付きで紹介されちゃったりする記事をみると、やっぱり「あ~あ…」と思ってしまうわけです。

「行きたいけど行かれないから、この記事読めてよかった」という方もいるかもしれません。
でも私としては、やはり自分で実際に行って、体験して初めて「おおっ!」と思って欲しいのですよ。
だから、自分の書く紹介記事では、そういう部分はあえて触れずに、秘密のお楽しみとして取っておくようにしています。

ただ、これもあくまで個人の好みや感性、考え方の違いによるもので、紹介するのが良いか悪いかという問題でもなく、なかなか難しいなあ…と思います。
でも、少なくとも自分は、読んで下さってる方がガッカリするような記事は書かないように、心がけたいです。

冒頭の記事をきっかけに、noteのような不特定多数の方に向けて、なにかを紹介するということ。
今回、いろいろと考えさせられました。


ところで、今朝の番組内の占いで、私の星座は最下位。「思ったことを強く言い過ぎて、後で後悔するかも」とのコメントでした。

ひゃあ。
それって、この記事のことでしょうか、星ひとみ様?
私としては、だいぶオブラートに包んで話したつもりなのですが…。
もし後悔することになったら、しらっと下書きに戻して、なかったことにします(笑)

ちなみに、今日のラッキーカラーはすでに忘れました。
アラフィフなので(笑)

つらつらと書いた文章に、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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