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アメリカでのこと#23ワシントン州にある某巨大tec企業に行ってみた

数年前にアメリカのマイクロソフト本社を観光目的で訪れた話。ネット上にはIT関係者が書いた記事が多く、あまり一般人目線で書いたものを見かけない。

本社は大学のキャンパスのようだった。というかもっと大きくて、一つの村みたいだ。ワシントン州レドモンドにある。

その場所に点在する建物は80棟以上。
数年前の記事でそこに約4万人程が働いていてと記載があったが年々拡張しているようで現在はもっと多いのか。

2023/8/1のwikipediaでEmployees53,576の記載があった。
Buildings 83 とでているが、いつ時点のものか私は確認していない。
広さはおよそ500エーカー。

といわれても、自分はどのくらいかイメージができなかった。

ディズニーランドとシーをあわせた東京ディズニーリゾートの広さは201万㎡(wikipediaより)これをエーカーに直すと496.68エーカー。これほぼ同じと考えるとイメージがついた。マイクロソフトのほうが少し大きいくらいか。

この広さはおそらくテーマパークだけでなくホテルなども含めたリゾート全体の面積であの中にリゾートライン電車が走っててホテルが何棟もあることを考えるといかに広い場所かが想像つく人が多いのではないか。

その敷地内を社内送迎、移動のためだけのバスや車が走っている。もはや小さな村や町といったほうが正しいかも。

敷地内にあって驚いたもの。
テニスコートくらいは驚かないが、
フルのサッカーコートが確か2面あったような。
坪数にすると1つ 2160坪。これ2つだけで4000坪。他にバスケットボールができるところも見かけた。

社員食堂でよくあるカフェテリア系レストランは当たり前として、ここには、ほぼフルコースが食べられる敷地内の小綺麗なレストランもあり、そちらで食事をした。
このレドモンド近辺滞在で一番美味しかったのは、このレストランでの食事だったかもしれない。

従業員にも人気があるようで、予約が難しいとも聞いた。


そのほか実際中で見たものでいいなあと思ったのは内部の知人につれられて、ちらっとみたのがツリーハウス。


木の上に立てられた、絵本でしかみたことのないような、夢の建物が敷地内にあるのだ。

中にちゃんとコンセントなどあって電子機器も利用できるようになっているようで、木の上なのに驚き。

その木の下あたり。
茶色い野うさぎが遊びに来ていた。
リスくらいじゃ驚かないけど、うさぎもいるんだと。人が近づいたら、すぐに走って茂みに隠れてしまったけれど。

森の中でテクノロジーと自然が共存する感じがとても不思議だった。

社員にはそれぞれ個室に近いスペースが与えられているようで、実際みせてもらった。個室がある人ばかりでもないらしいが、ホントにパーソナルなスペースで好きな絵やポスターや写真を飾ったり、ソファーがあったりと、レイアウトは自由な様子。

飲み物はコンビニの飲料売場のような冷蔵の陳列棚が仕事場の近くにあり、飲み放題のようだった。

あくまでこれはたまたまみせてもらったオフィスの一例で色々な場所が、まだまだありそうだ。

ビジターセンターかあり、こちらは誰でも利用可能らしい。自分は事前に知人が自分の名前の入ったビジターカードを準備してくれていた。

マイクロソフトグッズのストアがあり自由に買い物ができた。

ここで全体を通して感じたことは、あらゆる面で、小さなスケールの会社とは、もののつくりかたの、何か根本的な発想が全く異なるような気がしてならなかった。

ここで働いてみたいと強烈に思わせる何かが確実に存在してることは確かで、憧れとか夢のようなものが、観光客でもわかる表側には、そこかしこに散りばめられているようだった。

たぶん一般人は目にすることのない裏側では、沢山の従業員の日々のhardworkがあるのだろうと想像に難くない。