見出し画像

ドイツ滞在食事の記憶「α」シュタイゲンベルガー メトロポリタン フランクフルトホテルの朝食のこと

10年ほど前の事。夏。パリから空路でフランクフルトへ。
ドイツでは観光地もそれなりに周ったけれど、なぜか食べ物やレストランの記憶がいくつか残っているので、それを記録に残そう。

空港からフランクフルト中央駅まで出るのはそんなに難しくない。
そこから徒歩でたどりつける超駅近のホテルを選んだ。

いわゆる超のつく高級ホテルではないが、
手頃な値段で朝食が大変美味しかった事を覚えている。

日本のホテルだと、朝ごはんに温かいものが並ぶのが当たり前だけれども、いわゆるお手頃価格帯のヨーロッパのホテルの朝食はコールドミールが基本だ。

しかしここでは、温かい1品料理を頼むことができ、食事をするテーブルまで持ってきてもらえた。

自分の時は、ホテルの方が非常に丁寧に、注文について教えてくれた。

値段の割に朝食会場の雰囲気が良いので、それなりにきちんとした服装のほうが場に馴染む。

選べるメニューには、オムレツや目玉焼きを含む卵料理が色々あって、

・エッグベネディクト(数種類あったかもしれない)
・ヴァイスヴルスト(白いソーセージ)
 皮をむいて甘いマスタードをつけて食べるミュンヘン名物。

エッグベネディクトはドイツ名物ではないのだが、人生で初めて食べたのは、何を隠そうこのホテルの朝食だった。アメリカからの出張客向けなのかもしれない。

ヨーロッパにいながら朝から暖かい料理を食べることができ、幸せな気分になった事を覚えている。今も変わらず頼めるのだろうか。調べてみよう。

懐かしさで思わず、エッグベネディクトのレシピを探し始めた。
上にかかってる、オランデーズソースが手ごわそうだ。