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わたし、定時で帰りたい


皆さんは定時で帰りたい派ですか?それとも定時からが勝負派ですか?



わたしはどちらなのだろうと考えた時に、「もちろん定時で帰りたいけれども、周りの目を考えると結局残業をしてしまう派」かなと思いました。

そういう人結構いませんか??

定時で帰るという文化がない会社。早く帰る人ももちろんいるけど、そういう人を批判しがちな雰囲気。

定時なのだから何も悪いことはないのに、帰りづらい。

そして帰りにくい文化に慣れてしまうと、時間の区切りがつかないので生産性が上がらない。

わたしは振られている仕事量が多いわけではないので、本来であれば毎日定時で帰ろうと思えば帰れるはずなのに、残業に慣れてしまっているせいでなぜか仕事が終わらない。

生産性が低い自分にがっかりします。

そしてたとえ定時で仕事が終わったとしても、結局帰りにくくてタイムカードを切った後も様子を見てしまい、残業したのと同じくらいの時間まで残ってしまうという現象。時間の無駄ですね。

どうやっても定時で帰れないなら、残業した方がマシ。残業代も出るし。
これではそんな気持ちになってしまいます。生産性は下がるばかり。生産性が低い自分の自己肯定感も下がるばかり。


こんな状況が続いていた時に、朱野帰子氏著「わたし、定時で帰ります。」という本を読みました。

主人公の東山結衣は、毎日定時で帰ることをモットーとして仕事をしている。それは行きつけの上海飯店のハッピーアワーに間に合うためであり、残業ばかりで家族を顧みなかった父への反抗のためでもある。

でもこの本を読んで、会社のために自分があるのではなく自分のために会社があるということを改めて考えさせられました。

定時までは会社のための時間、定時以降は自分のための時間。

自分のための時間を自分のために使うために、効率よく仕事を終わらせる。

試しに1日のタスクを細かく書き出して、時間の意識を持って仕事に取り組んだら、余裕で定時前に仕事が終わりました。結局他の人の仕事を引き受けて残業にはなりましたが、本来の仕事の仕方というのを思い出せた気がします。自己肯定感も上がって、仕事後の時間も本を読んだりドラマを見たり、こうやってnoteを書いたり充実しています。

残業代が少なくなるという弊害はあるものの、自分磨きに時間を使えるのはやはり良いことだと思います。

定時に仕事を終えるという問題はクリアできそうなので、これからは定時で帰る勇気を持つという戦いを迎えます。

同じ環境下にいる方、共に頑張りましょう。


そしてまだ読めていない「わたし、定時で帰ります。ライジング」を読みたい!こちらでは残業代問題を取り扱っているようなので、早く読んで意識を変えられたらなと思います。

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