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【英語留学】チェコ工科大学 学部留学1年目

1年間なんとか耐えたので、勉強に関して単位取得などその一年を紹介します。

学部留学

ヨーロッパ学部留学は厳しいものがあります。それは進学率の低さ卒業率の低さです。
チェコ工科大学では卒業率が40%程度との情報がありますが。実際はもっと低いように感じます。友達からの噂などで20から30%と聞いています。これほどに低いのは理由があります。

単位取得率の低さ

まず必修単位での単位数取得率が低いことがあります。
1つの例としてBIE-PA1 というCプログラミングの科目では単位取得率が20%を下回っています。サムネイルがその科目の画像です。この科目では課題とテストによって評価されますが、課題では毎週2問あたり、競技プログラミング的なものをときます。実際この課題である程度点数を取れないとテストがまず受けられません。その上で、テストでは2つの競プロ的な大問を午前に3時間で解き、その後、午後に理論問題を解きます。それぞれで下限の点数が決まっていてそれを下回ると単位がもらえません。このような厳しめな条件なので、単位取得率が低いのです。僕の代では課題の段階で人数が半分くらいになってました。

退学条件


 そしてもう一つ、同じ科目を2回までしか受けることができません。つまり同じ必修科目を二度単位を落とせば退学です。
卒業単位は180単位で必修単位は155単位なため厳しい戦いが3年続くらしいです。

文化の違い

基本的には質問する前提ですべてができている。
資料などには大事な部分が抜けていることが多く。質問してはじめて、ルールがわかったり。悪く言えばその程度の質であり、逆に質問すれば済む話なのです。

出席点なし

とはいえ良い点もあります。まず、出席点がまったくないことです。基本的にテストやオンラインでの課題で評価が決まるため、授業に出る必要がありません。僕は学期中にベルリンに遊びに行きましたが、全く問題はありません。授業には行く日もあったり、行かない日もあったりです。

単位に関してはこのような感じです。

結果

僕は今年74単位 GPA3.58でした。上記の前提条件からするとよくできたかと思います。必修単位に加えて、いくつかの単位では2、3年生向けの単位を取りました。この辺も自由度があっていいですが、なかなか厳しかったです。あと2点とか色々無駄な事情があってとかもっと上げられたかなと思いますが、そんなもんでしょう。
大事なのは時間をかけることと過去問です。過去問はやはり先輩友達からもらうのでそのコミュニケーションが大事です。今季は過去問は自分が一番持ってた気がします。とにかくお願いして回りました。感謝しています。大学内には非公式過去問wikiがありますがすべてチェコ語でしたが、英語のものは自分が始めていますのでこれからチェコ工科大学に来る方は安心してください。一緒に頑張りましょう。
このように厳しいことに違いはありませんが、いくらでもやりようはあるのです。

なんとかがんばれました!これからも!!!


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