直感型（Ｎ型）の大人の孤独感。

みんな子供の頃は、壮大な夢や空想や妄想の世界に夢を膨らませていたことでしょう。

しかし、大抵の人は歳を取る事に現実的になっていきます。

海賊王の感覚をそのまま受け継いで大人になる人は、ほとんどいません。

大抵の人は、大人になると現実的思考（S型）になっていき、次第に仕事のことや家庭のこと、何気ない日常に関する話題が多くなってきます。
そして、思考が現実的になっていきます。
しなきゃいけない事務処理的な事や、仕事ときちんと向き合って生きています。

そして、歳を取ると家庭を持つ者が増えていきます。大抵の既婚者の関心事は大抵家庭中心になるでしょうから、子供の幼稚園や学校に関する話題が多くなります。趣味に時間をかけたり夢を追うより、子供の現実に目を向け堅実的になっていくことでしょう。

ほとんどの人が、現実から目を背けず仕事や家庭にと…現実を受け入れて生きています。

対するＮ型（直感型）の人は現実的な日常に関心が持つのはつらいでしょう。
彼等は、未来的思考の持ち主であり、可能性や夢や理想を追求したり、空想や妄想などありえないことで頭が閃いたりもします。

S型の人間とＮ型の人間は、頭の中の世界観が異なります。

両者は、相互理解が難しいことでしょう。

Ｎ型の人間が、宝くじ当たって海外旅したいや、冒険したい、物書きやイラストで売れっ子になりたいなどという壮大な夢やビション、趣味について語ったり、空想の話や、フィクションの話を語った所で、S型の人間には響かないですし分かり合えません。

それに、日本社会は、S型（現実的思考）が、七割だと言われています。

勿論、夢を応援してくれる人はほとんどいないですし、直感型の思考は「ふわついてる」
「子供みたい」「年相応になれ」「現実を見ろ」「もう、いい歳なんだから…」などとあきれられてしまいます。

しかし、Ｎ型（直感型）の人は、現実的な話は苦痛ですし、大人になってもメルヘン的思考、海賊王的思考が強い感じの人も少なくはないでしょう。特に、INFP型とENFP型の人は、その傾向が強いことでしょう。そして、周りの大人達とのギャップに苦しむのです。

Ｎ型の人は、何かワクワクしていたい、新しい物事に興味がある、可能性を広げたい、理想を追求したい、などという思考に行きがちです。1つの職場で長くも苦痛です。現実的で堅実的なことは、つまらないですし理解しづらいときもあると思います。

Ｎ型の人が何か叶えたい夢があり、理想と現実の狭間で苦しんでいても、S型の人は理解に苦しむことでしょう。「じゃあ、夢追うの辞めればいいのに…」「何で苦しんでまでそんな事をするのか…?夢を追うのか…?」などと、思うと思います。

勿論、それは言われなくても分かってはいることですが、Ｎ型からすると本能的にそれがどうしても出来ない苦しみがあります。

日本社会は、保守的で現実的で堅実な生き方が良しとされていますし年相応が求められると思います。

なので、Ｎ型の人は、何かしら仕事で活かすことの出来る得意分野がないとかなりハードモードだと思います。

無才なＮ型の人達は、今の仕事に物足りなさを感じながらも、現状を受け入れてやっていくしかないのです。

本来はＮ型の人間なのに、他人の前ではそれを隠してS型を装ってやっていく人も多いでしょう。

S型的思考にに悶々としながらも、無理して合わせてやっていくしかないのです。

Ｎ型が、どんなに現実を受け入れられずにで苦しんでいても、周りからは理解されにくいですし、無理して現実的に堅実に生きていくしかない苦しみ、生きづらさがあると思います。