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自分を姫のように扱う。

これまで親に古い物を選んだり使っていくことが良いことであると言われて育ってきたように思います。父が一人懸命に働いて家族全員を養ってくれていましたのでそのことには感謝していますが、決して余裕があったわけではありませんでした。なので家計を守るためには必要な知恵というか考えだったのだと思いますし、それに加えて父のケチな性格(笑)も相まって、実家では物をぼろぼろになるまで使うことが良いという雰囲気がありました。あまり新品を買わないし、買っても使うのはなるべく来客が来た時のみといった感じだった気がします。
おかげで私も物を長く使ったり少ないもので生活する感覚は養えた気がしますが😅、根底には”自分なんかが贅沢してはいけない。贅沢するのはお客が来た時にお客に出すものだけだ”という思いも染みついてしまった気もします。そのため、自分のために新品だったり綺麗なものを使うことに若干抵抗があるというか、もったいないなと思うことがこれまで多かったです。

でも最近カウンセリングや心理学を通して”自分を一番大切にすることが人生を好転させる”ということを知り、そしてそれを実践するようになってから、以前の生き方に違和感を感じ始めました。
些細な事なのですが、今感じているのは”タオル”です。毎日使うタオルは水分や汚れを吸収してくれていますが、同時に邪気や色んな思いも吸収しているように思います。(イメージですが。)我が家はタオルを長く使う派で、毎日洗濯しながら使っています。以前はそれが当たり前だったし、擦り切れるまで使うのが良いと信じていました。(父は今でもそうしています。)
ですが最近、ふと肌に直接触れるタオルに対して違和感を感じるようになってきました。夏で汚れが気になる季節であることと、自分の誕生日が近いので身近なものを新しくしたいという思いも相まっていますが、なぜかふと「この大切な私の体を拭くのにこのタオルはふさわしくない。このタオルを使いたくない。もっときれいなタオルで体を包んでほしい!”」と思う瞬間がありました。
これまでは、”私だけが使うタオルだから何でもいいんだ。新しいタオルは来客用に取っておこう。”と思ったり、”まだ使えるタオルに罪はないしもったいない”と思ったりしたのですが、やっぱり自分の【直感や違和感】は無視してはいけないなと思ってきました
物は大切にしていくべきですが現実的に物にも汚れは溜まっていきますし、いつかダメになります。また、物が自分より上になる(優先される)生き方は違うなと思ってきました。

自分の本音や感情は、自分の中の仏(神)の声であり、最も大切にしていくべきものだそうです。その仏(神)様の自分が、”古いタオルはいやなんだ!新しいタオルで拭いてほしいんだ~”と言っている。それであれば、その感覚を大切にしようと思えてきました。
タオルくらいさっさと買えよと思われると思うのですが💦私はなかなか仕事が続かなかったり無職期間が長かったりしていつも経済的に悩んでいるので、物を買うのも地味に悩むのです🥲でも、やっぱり替えたいと思った今がそのタイミングだと思い、誕生日プレゼント兼ねて(笑)今回購入してみました。ネットでみて購入したのでまだ届いていないのですが、届くのが楽しみです。そして今までお世話になったタオルさんはお礼をしつつ最後に掃除道具にして使い切っていこうと思います。

これまで私はずっと「姫のように扱われたいなぁ~」という願望が密かにあったのですが、周りにそう扱われなくても、自分が自分を姫のように大切にして、自分の声を最優先にして大切にしていけばいいんだと思い始めました。自分が自分を大切にしていくと、周りからも自然と大切にされはじめるそうです。環境は自分の心の投影であり、自分が自分をどう捉え対応しているかの表れでもあるそうです。結局は見るべきものは周りではなく、自分自身の心です。
自分の感情・感覚は、自分の中の仏(神)の声であり一番大切な部分です。
それを大切にしながら、楽しく生きていきたいなと思います。
もちろん現実的にはすぐに自分の要望に応えられなかったりしますし、全部ほしいものを買っていたら経済的に大変なことになってしまうのでバランスが大切ですが💦応えられない場合は、”そんなの無理”と否定せず、「〇〇ちゃん(自分)はこうしたいんだねぇ、そっかそっかぁ。分かったよぉ。教えてくれてありがとうねぇ!」と全て肯定して受け止めていくことが大切かなと思います。自分に感謝し仲良くしながら、日々の生活を少しでも豊かに過ごせていけるといいかなと思います。

先日見ていたYouTubeのスピリチュアル動画でも、”あなたが朝起きた時にあると安心する物、嬉しい物(または色)は何ですか。家にあると心躍る物、嬉し物はなんですか。そういったものを自分の身近な所におきましょう”という話を聞いて、なるほどと思いました。もっと日々の生活に彩りを添えて、自分の【好き】に素直になって、そういう自分の好きなもの・欲しいものを身近に置いていく。そうやって日々の小さな暮らしを自分なりに満たしていけばいいんだなと思いました。
自分の内なる小さな声が、自分の幸せで豊かな人生を作っていく道しるべになるのだと思います。だから、小さな囁きも聞き逃さず、自分の声を大切にしていきたいなと思います。

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