トンビになった私
こんにちは。
今年末の子が就職し、いよいよ自分のために使える時間ができ始めた六十を目前にしたおばさんです。
こんなに時間ができたのに何をすればいいのか、自分は一体何が好きだったのかひたすら迷い続けています。
子育て真最中は、自分の時間(自分にかける時間)がないことをあれほど嘆いていたはずなのに…。
ある日、ユーチューブで書籍紹介番組が目にとまりました。
・「50代、成長することで元気になる」
人生の転換期を堂々と迎える決心というサブタイトルで紹介されていた書籍紹介動画。ちなみに韓国のチャンネルです。
ん?まだ成長するの?
迷える50代向けのよくある啓発本と思いながら見ると、何やらショッキングな話がはじまります。
冒頭から始まるトンビの話。
聞くところによると、トンビは70~80歳まで長生きできる鳥類であるが、その寿命を全うするためには、40歳くらいの時点である大きな決断をしなければならないと。
多くなった羽根の重みで飛びにくくなり、くちばしと爪は曲線を描くように伸びきってしまい、獲物を捕獲し食する事が難しくなるそうです。
このまま飢え死にするか、新たに生きる道を選ぶか。
自力で狩りをして生きていくためには想像を絶する決断、苦痛を伴う行動を選択しなければならないといいます。
・驚愕の再生方法
くちばしを自ら岩に叩きつけ壊わし、新しく生え変わったくちばしで伸びた爪を全て抜き、重たくなった羽根を抜く、こうして手に入れた軽い羽根、あたらしいくちばしと爪でまた狩りができるようになり、残りの人生を豊かに生きるそうです。
本当?! 調べるとこの話は韓国の寓話らしいのですが、生まれ変わるにはこれくらい勇気ある決断と過酷な行動が伴うという意味という例え。
これを人に置き換えると、50歳代からは新たなる向上心を持ち自ら成長し続ければ、心身ともに豊かに生きていけないという事だろうと理解しました。
確かに50年ほどでその間に酷使した体は故障しはじめ、老いていく自分を目の当たりに心も弱くなりますよね。
以前ほど活力の無くなった体、目の見えずらさ、鈍くなった頭の回転、細くなった食欲…上げたら切りがありません。
著者が言いたいのは、ここでトンビのような勇気ある決断をするかしないかで、予後の人生は豊かにもなり貧しくもなりえるということですね。
・読んでないのに効果が
私は若い頃から自己啓発本が好きで数カ月に1冊のペースで読みあさっていた時期もありました。
そんなマニアですが、どんな啓発本よりもなぜかトンビの例え話が今の私の行動を後押ししてくれることになりました。
「できることから始めよう」
そしてNOTEを始めました。
はじめの一歩。
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