KIMU

日本生まれの在日韓国人。子育てが終わり50代後半から夫の事業をパートナーとして手伝う。…

KIMU

日本生まれの在日韓国人。子育てが終わり50代後半から夫の事業をパートナーとして手伝う。育児、仕事中心の生活から自分を愛する道(?)へのシフトチェンジが5年後の達成目標。韓国ドラマ、韓国料理、ハンドメイドが好きなインドア派。最近ストア派哲学、経営とは何ぞやを勉強中。

最近の記事

いちごの配達人

持ち帰られたいちご 先日、知人からイチゴが届いた。 ヤマト運輸が午前中に自宅に配達に来たが、仕事で不在だったため不在連絡票を投函。 しかし、この日は帰宅時疲れていたこともあり、ポストを確認せずに自宅に戻った。 すると18時過ぎに私の携帯に電話があり、「再配達しますが自宅にいらっしゃいますか?」と。 わざわざ再配達を促す電話がかかってきたのは初めてで、なぜだろう?と思っていた。 プロフェッショナル 電話をかけてくれたヤマトの方は配達物がイチゴなので、と傷む事を懸念し

    • 心を温泉につからせて

      新卒の悩める娘が、先日転職して他社で働く先輩に今の悩みを相談したところ、 〇〇ちゃんは、心の自傷行為をしているね、 私なんか毎日、心を温泉に浸からせているよ。 〇〇ちゃんもぜひそうしてあげて! と言われたそうで、妙に納得していた。 目標設定は必要だけれども、達成すら難しい目標をかかげても意味はなく、少しハードルを下げたら?と私が話すも、あまり納得のいかない様子が続いていた。 自分の「こうなりたい像」があり妥協はできない、でもその像にすぐ達し得ない。 みんなジレンマを抱え

      • 不可近 不可遠(불가근불가원)-プルカグン プルガウォン-

        最近見た韓国ドラマ「紅い袖先」でイ・サン(朝鮮王朝 第22代王)が官員に放った言葉。 言葉の意味は、 あまり近づかず、さりとて遠からず これからの人生、モットーにしたい言葉だ。 人との距離近からず、遠からず。 一見、そうだよね…くらいで済まされる言葉でもある。 しかし、人生に於いてホントに大事な言葉では?と思える。 親との距離 兄弟との距離 伴侶との距離 子供との距離 友達との距離 同僚との距離 全てに当てはまる。 人類の最大の悩みは人間関係というほど、その距離やか

        • 一雨一度

          偶然、天気予報番組で耳にした言葉。 一雨ごとに1度ずつ気温が下がるという意味で秋に使われることわざ。 そして、秋になり、冬になる。 一雨一度(ひとあめいちど)とてもいい言葉だな-- 最近は一雨三度、一雨五度みたいな感じでもあるけれど。。。 勝手な私的解釈 良いことわざに乗っかり、ここで私的解釈を。 「雨」は人生おいての困難や苦労、「度」はなりたい自分へ傾くということ。 困難を一つ乗り越えれば、一度(一歩)理想の自分へ近づく。 こう思えば、苦しい場面も頑張って

        いちごの配達人

          ため息の効能

          偶然みたCM。公園で深いため息をつくサラリーマン、近づいてきた子供が「ため息をつくと幸せが逃げちゃうよ」と。 サラリーマンは吐いたため息を急いで手で拾い口の中に… 思わずクスっと笑ってしまった。 我が家でも同じ光景が 私の生活の中にも同様のことがある。 夫や娘がため息をつくと、真っ先にCM中の子供と同じセリフを言う私。 ため息をつくのが悪いというより、それが癖になりどこでも(会社や友達の前)その癖が出てしまい、知らぬ間にネガティブキャンペーンをしてしまう事で、チャンスや運

          ため息の効能

          君たちはどう生きるか、、、

          先日、話題の映画「君たちはどう生きるか」を見た。 何となく気になっていた映画で、反響も賛否両論あり見るか見まいか悩んでいたところ、娘からお誘いが。 50代の私、20代の娘、さてどんな感想になるか、ワクワクした気持ちでいざ鑑賞。 穏やかさが刺激に エンドロール後、明るくなった会場で二人顔を見合わせ、「んー、良かったね」の笑顔。 確かにパーツパーツを見ると難解な部分も多くあったのは確かだが、久しぶりに考えながら見た映画だった。 最近ネトフリ、アマプラに侵され甘やかされた私の

          君たちはどう生きるか、、、

          トンビになった私

          こんにちは。 今年末の子が就職し、いよいよ自分のために使える時間ができ始めた六十を目前にしたおばさんです。 こんなに時間ができたのに何をすればいいのか、自分は一体何が好きだったのかひたすら迷い続けています。 子育て真最中は、自分の時間(自分にかける時間)がないことをあれほど嘆いていたはずなのに…。 ある日、ユーチューブで書籍紹介番組が目にとまりました。 ・「50代、成長することで元気になる」 人生の転換期を堂々と迎える決心というサブタイトルで紹介されていた書籍紹介動画。

          トンビになった私