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「スマホ時代の哲学」感想①【分人】

はじめに

タイトルにある本は筆者(K2)が最近読んで刺激を受けた本の1冊です。
内容は筆者にとっては難しい部分もあったため、共感ができた箇所をいくつかに分けて紹介するとともに感じたことについても記そうと思う。

そしてこのnoteでは一番気になった「分人」というキーワードについて書いていく。

分人

書籍内の言葉を参考にしてみると、分人とは「人間を単一の存在として捉えるよりも、様々なシチュエーションや他者との人間関係においては人間は複数のあり方(人格)をみせること」である。
これには大いに同意し、いくつあるだろうか列挙してみた。
ちなみに筆者としては現実での複数の仮面を使い分けている自分とネット上の複数のサービスをアカウントごとに使い分けている自分の2つのカテゴリーが存在していると感じている。
まずは現実上の分人から使う場面とその心境をみてみよう。

  • 現実

    • 会社での分人

      • 客先(かなり緊張気味で失敗を恐れている)

      • 先輩.後輩の前(あまり内面を表に出さないようにしている)

      • 同期の前(少し打ち砕けている)

    • 家族の前での分人

      • 親の前(やりすごそうと変なキャラを演じている)

      • 兄弟の前(割と本音?)

    • 友だちの前での分人(グループによって配分が違う)

      • 控えめな分人(遠慮気味)

      • お茶目な分人(半分本音?)

    • 女性の前での分人(少し態度を変えないとなと感じ接する)

    • 初対面の人の前での分人(出方を伺い慎重気味な自分)



こうやって並べて改めてわかったが筆者はどうやら複数の仮面を使い分けているようだ。ただこれでは内面が疲弊してしまいすり減ってしまいそうである。
解決法として現実の自分は少しずつ自己開示していくべきではないだろうかと思った。(例:食事, 飲みの場)
性格の面もあるが周りの様子をみて中々素直な気持ちを伝えられないなと感じてしまう。1対1だとすんなりいく時もあるのだが。

次にネット上の分人をみてみよう。
その前に筆者は割りとアカウントを設定する上での名前が大事だと思っている。少しオカルトチックだが名前にはある種の想い→言霊があると考えており名前を決定する際は慎重を期している。(アイコンと背景画像も重要だが上手く言語化できないのでここでは割愛)
上の内容で紹介した現実上での分人とは別で名前の由来もある程度の情報はぼかしつつ紹介する。

  • ネット上

    • X(内容の整理や愚痴など、好きなコンテツの思い浮かんだキャラ名を使用)

    • Instagram(個人的な日記、実名)

    • LINE(実名@LINEとしたかったが、できなかったので実名@で代用)

    • Discord(仲間内のHNを使う、由来は諸々あり不明)

    • note(名前をもじったのを使う)

分類した上で基本アカウントはメールアドレスから設定するため、メアドの名前も割と重要だと感じる。
ネット上の分人構成としては主となる自己がいて、その下に枝分かれで複数サービスが存在しているのではないかと。
ちなみに筆者はGoogleメインアカウントのメールアドレスはもっぱら実名で行っている。そこは曲げてしまうとおかしくなってしまいそうなのとかつ外部の人とやり取りする際、HNだとちょっと…と感じたからだ。
そしてある程度自分が編み出したアカウントの法則があればサービスがたとえ変わったとしても大丈夫だろうと確信している。

最後に少し議題から外れるがここでいう自己を構成する要素はどんなものだろうか…?
個人情報(氏名、生年月日、電話番号)?それとも確固とした信念(魂みたいなもの)だろうか…