スウェーデンの土地に似合うリアル・キューリング
ナイトツアーへ
ヘルシングランド②
フルトクレッペンの家で、パーティ。
いっぱい弾いた。
暗くなってきた頃(白夜のため12時頃?)声がかかった。
今からみんなでどこかへ行くらしい。
虫除けをして(これ大事。今年は蚊が多い)少し森の中を歩いたら、木の生えていない広々とした所に出た。
なんでもここは昔、湖だったらしい。
ジャンプしてみると、地面がフカフカ。
ワタスゲのような白い花と、教えられて見てみるとオレンジのクラウドベリーが所々に。
奈々さんと記念撮影も。
手にはポンタスにもらったマーガレットみたいなお花🌼
その後はまた森の中を別の方向に。
偉大なバイオリン弾きフレトクレッペンの家があった?井戸?の跡らしい。
(英語力に乏しいので😅)
そして次は車に乗って行く。
着いて、車を降りて少し登って行く。
みんなで一番高い岩に昇る。
太陽は沈んだところみたいだ。
木とゴツゴツとした岩の荒涼とした風景がどこまでも広がる。
これは日本では見られない風景。
松の木に誰か座ってる、とか言いあって。
自然とキューリングが始まった。
キューリングとは、昔の羊飼いたちの唱法で、遠くまで届く声で合図を送ったり、狼を追い払ったり、羊、牛を集めたりしたらしい。
現代ではコンサートなど室内で聴くこともあるけれど、やっぱりこれはこういうところで聴くものだなぁと、呟く奈々さん。
ごもっとも。
少し降りたら、ここはフレトクレッペンが音楽を教えていた家があったところとだという。
20年ほどここに住んでいたのか。
今は周りに全く家のない荒野。
昔は家が周りにもあったのだろうか…?
聞けば良かった。
ちなみにペールウルフのキルトのような衣装は伝統的なものではなく、最近周辺で流行っている、友達?作家さんのものらしい。
こうやって伝統って生まれるのかも??
さて、フレトクレッペンの家に帰ってきた。みんなで記念撮影をしておこう。
この家を入れて。
そしてまた弾き始める私たち。
ペールウルフがノートを持ってきた。ここに彼のお母さんのサインと、かの有名なトーレ・ヘルデリンのサインが並んでる。この家での最初のイベントの時だという。
そこに私たちにもサインをと言われて、奈々さんと一筆、ここに来た証を。
また弾くけれど、そろそろ時間が気になる。
気づけば寝に行って消えてる人も。
奈々さんが眠そう。
本当に帰るのか?泊まれば?と言われるも、奈々さんの意志は硬い。
運転は彼女に任せきり。申し訳ない。
帰る時が来た。
また来年もやるから、来てね言われて。
(日にちも決まってるらしい。
デルスボステンマの翌日)
ここを去るのが寂しい。
少し車に乗り森から出たら湖に出た。
水蒸気が白く立ち昇っている。
この現象は北海道でなんとかと呼ぶと奈々さんが言っていた。(忘れました…)
とにかく静かで幻想的。
そして朝焼けの空もとてもとても美しい。
少しだけ車を停めて、2人で感動した。
頑張って車を走らせる奈々さん。
無事に宿に帰り着いて、寝る前は必ずシャワーを浴びる、と頑張る奈々さん。
本当にお疲れ様。ありがとう。
ここで私の旅ステンマ漬けの前半が終わった。
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