ノートでモヤモヤと向き合う

昼食をとったあと、眠くなる。
仕事の時は仮眠をしてから出かける。
スッキリできる時もあるし
タイミングなのかなんなのか
ぼわぁーんとしたまま出かける羽目になることもある。
仕事を始めるとスッキリするんだけどね。

休日に昼寝をしてしまうと
大概やろうと思っていたことが出来なくなる。
スッキリできることを期待して昼寝するのにそのままだらだら過ごしてしまう。

今まではそれでも良かったけれど
転移がわかってからは
そういう「ダラダラした時間」に
余計なことを考えたり
調べたり
それで落ち込んだりするので本当に良くない。
なので今日は
30分だけ仮眠をとって散歩に出た。

気温は高いけれど
湿度が低いからか風が心地よい。
何も考えずに緑の中を歩く。

10分ほど歩いて近くのドトールへ。
抹茶ラテを飲みながらの
NOTEタイム。
ジャーナリングと言うのか…
お気に入りの万年筆で
思っていることを言葉にしてひたすら書き出す。

明日、友人がリサイタルをする。
お誘いを受けているけれど行くかどうか迷っていた。
抗がん剤治療が始まってる予定だったから
行くつもりはなかったのに
始まらなかったので行けることになった。
けど。。。

なぜ自分が
「どうしよう」となってしまうのかわからなくて書き出してみる。

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自分のしたいことを
自分の好きなことを突き詰めて
「リサイタル」という形にしている彼女が
羨ましいのだろうか。
キラキラした人を見ると
前に進めない自分を自覚するのが嫌なのだろうか。
進みたいのに進めない。。。病気のせいで。。。と、‘’がん‘’と向き合わなきゃいけない現実を突きつけられるのが嫌なのか。
確かにモヤモヤしそうだ。。。

もしリサイタルに行かなかったら
私は何をするのか。
少し大きい文房具店に行って
気になってる「つけペン」や「ガラスペン」を見るか。
川べりの散歩を楽しむか。
きっとそれは楽しいだろう。
心がきらめくだろう。

でも
「行かなかった自分」
「行けなかった自分」と向き合うことになるのでは？
そうなったら
行った時のモヤモヤにプラスして
さらにモヤモヤしそうだ。。。

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ノートに書き出してみながら
「ひとりの時間」を楽しむことは
これからも出来るような気がしてきた。
でも彼女と会うのは
人生であと何回あるだろう。
明日会うのだって
もう5年ぶりなんだ。
行くことにしよう。

思ってることを書き出す時、
モヤモヤしていることをわざわざ言葉にすることでかえってしんどくなるんじゃないかと怖くなることがある。
だけどいざ書き出してみると
何らかの答えが出ることが多い。

正しいかどうかはもちろんわからない。
けれど
自分なりの答えを出すことで
少し前に進んでいる感じがするのです。