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オーストラリア留学で学んだ事①

長くなるので細かい自己紹介はしませんが、ざっくり3言で言うと自分は

① 語学留学としてオーストラリアに半年近くいる大学生
② これまでに海外渡航経験なし
③ プログラミング勉強中の文系学生 です。

そんな自分がオーストラリアに来て少なからず学んだ事をここに綴っていこうと思います(忘れないように)

まず最初に感じたのは

人は環境の子

だということ。

エピソード①

自分の語学学校はブラジル、日本、コロンビア、スイス、台湾など挙げるとキリがないくらいこれ以外にも色々な国の生徒がいるのだが、それぞれみんながみんな全く違う。

例えば、南米の国は挨拶でハグとかキスを普通にしてくるし、会う度に「ヘイ👋ブラザー!」って呼んでくる。あまりにブラザーって呼ばれすぎて何人兄弟できたのか分からないくらいだ。
でも、そう話しかけられると話しやすい雰囲気にはなるので非常に助かる。日本でやったらお巡りさんに連れて行かれるだろうけど、見習ってもいい風習だと思う。

ほかにも、オーストラリアは日本食も多いのでラーメンを友達と食べに行ったのだが、自分が麺を啜って食べてたから他の国(スイスやブラジル)の友達からドン引きされたのも覚えている。日本だと「良い食べっぷり!」などと言われるが海外では違うらしい。食べ方が汚いと感じるようだ。

けど、その子たちの食べ終わったお皿など見ると、とても「食べ終わった」とは言えないくらいお皿に色々な食べ物が付着してる。「麺啜るよりもそっちの方が食べ方汚くないか?」と思ったりもしたが、「文化の違い」という事でそこは受け入れよう。「育った環境が違うんだから・・・」と山崎まさよしが語りかけてくるように感じた。

本当に色々な人がいてオーストラリアは退屈しない

エピソード②

1番最初に自分が驚いた事だが、日本とオーストラリアでは授業の進め方が全く異なる。

日本だと、先生が一方的に話して「退屈だなー」って思いながら授業が進んでいくパターンが多い気がする(特に大学、もちろん授業によると思うけど)なかなか質問もしづらく、質問したとしても場違いな事聞いて、周りの人達に変な目で見られたらどうしよう的な考えが働いて、なかなか発言しづらい事もあると思う。

オーストラリアはとにかく同時双方向の授業だ。生徒達も分からない事があったら先生にどんどん発言する。その姿は全く周りの反応など気にしていない。とても勇ましい。先生もどんどん生徒に答えさせるし、間違えたとしても全く怒らないし周りも気にしない。日本式の授業に慣れてた自分はもちろん周りの目を気にしがちで全くと言っていいほど発言しなかった。「間違えて恥をかくくらいなら黙っておこう」みたいな感じだ。クラスの中での存在感は皆無でzoomで例えるならほとんど「聞き専」だった。

けど、彼らがなぜあんなにアクティブなのか気になって、後々彼らにそのワケを聞いてみると「お金払ってるんだからちゃんと参加しないともったいない!何か間違えても次間違えなきゃno problem!」だとさ。全くその通りだ。カッコつけて「聞き専」などと言った自分が本当にバカらしい。焼酎のおちょこと鍋ポットくらい自分との器の大きさの違いに愕然とした。本当に彼らから学ぶことはたくさんある。

まとめ

さて、ここまで長々自分の体験談を書いて申し訳ない。要は何が言いたいかというと、繰り返しになるが「人は環境の子」だということ。

まずエピソード①のように育った環境が違うだけで、挨拶の仕方から風習まで全く異なる事がわかる。「遺伝的なものもあるのかな?」と思ったりもしたが、南米(特にブラジル)の彼らの祖先はヨーロッパなどの国(もちろんそれ以外の国も)からが多い。けれどヨーロッパの人達と南米の人達の文化は今では全く違う。
日系ブラジル人の知り合いもいるが彼らのコミュニケーションの仕方は純ジャパの自分らとは全く違う。だから遺伝も関係ないとは言えないのかもしれないが、やっぱり環境による部分が多いんだと思う。

そしてエピソード②のように自分は授業中全く発言しない「聞き専」だったが、半年近く経った今ではなんと授業中発言してばかりのいわば「話し専」になっていた。
少しでも分からない事があると質問せずにはいられないくらいにまでなってしまった。見事な変貌ぶりだ。オーストラリアの環境が良い意味で自分を変えてくれた。
けれど日本に帰ってしまうと日本の環境に染まってまた「聞き専」に戻ってしまうので気をつけなければならない。

最後になるけど、とにかく環境はとても大事だということ。
これを読んでる人には学生、社会人、そうでない人など色々いると思うけど、その中でもし自分を変えたいと思っている人がいるならはまず環境を変えるべきだと自分は思う(メチャ勇気いるけど)

だから自分が目指す理想像に近い人がいる環境に居続ければ、いつの間にか自分もそんな人間になってるという事もあり得ると思う。だから会社や学校でも趣味のコミュニティでも何でも自分が尊敬する人たちと多くの時間を過ごすことはとても大事だと思う。
逆にいうと嫌な人だらけの環境にいると自分も嫌な奴になっちゃうかもしれない。

自分の話になって申し訳ないけど、自分は就活をしていて「仕事面での目標」や「こうでありたいなっていう自分の姿」もあるから、これらの目標や姿を体現している人たちの周りで働きたいなって強く思う。そうしていくと自然と環境に影響を受けて自分もそんな風になったりするんじゃないかな?


長くなってしまって大変申し訳ないです。たまにこうしたちょっとした気づきを自分なりの視点で書いていくので覗き見するだけでも良いのでぜひ見て下さい。






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