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”最貧国”ハイチ🇭🇹の言語クレオールについて考える

東京1人旅から帰還しました🗼

やっぱり私は夜行バス得意だ。
8時間半爆睡できて、いつもより元気😀

そんなことは置いといて。

どうしても皇居ランしたくて、ランナーの荷物預かりもしてるバックパッカー宿、的なとこに泊まった。
1泊4000円くらい✌️

日の出ランしたかったのに
曇りすぎていつ日の出したのかわからんかった
皇居外苑はちょうど5キロ、ほんまやった🏃‍♀️

海外バックパッカーさんたちも多くて、共用スペースで色んな人に出会った。
せっなく1人だったし、夜は色んな人とおしゃべり🗣️

そしてその中で「英語が母語?」って聞いて「生まれたのは🇺🇸だけど、色々あってクレオールだ」って人に出会った。

クレオール…

正直全然ピンと来なくて、幼少期の話、ハイチの話、いろんなこと聞かせてもらった。

「生まれはニューヨークの小さな教会。しかし家にお金がなくて、小さい頃にハイチに送られた。だから、自分の母語はハイチアンクレオール。でも、人種的にはフランス移民の子孫ではない」らしい。

よくわからんくて調べた。

「クレオール」を理解するには、まず「ピジン」の概念を理解しなければいけない。

ピジン言語:意思疎通ができない異なる言語圏の間で交易を行う際、商人らなどの間で自然に作り上げられた言語。植民地支配における、原住民との間でも生まれる。

それに対して、クレオールは、

クレオール言語:ピジン言語が定着して母語化したもの。ピジン言語が、その話者達の子供たちの世代で母語として話されるようになった言語。公用語や共通語として使用されている国・地域もある。

というのが、私の調べた限りの認識。

ハイチに住む人の90%が話すと言われているハイチアンクレオールは、先住民族であるタイノ族の言語と、植民地時代に広がったフランス語が交わってできたらしい。

“命令する言葉“はフランス語そのまま、植民地時代に現地民が受けてきた言葉がそのまま残っているらしい。

幼少期に住んでいたハイチでみんなが話していたHaitian-Creoleがその人の母語。しかし、ルーツはハイチにもフランスにはない。でも、アメリカ人だと言っても英語がネイティブだと言えるわけではないんだ。彼はそう話した。

カリブ海と聞くと華やかなイメージがあるが、ハイチは、世界で最も貧しい国の一つで、国民の約6割が一日2ドル未満で生活してるという。

食糧不足も深刻で、特に厳しい時期は、泥や草を食べてた、という衝撃の話も。
それだけ不安定な国で幼少期を過ごした話を聞きながらも、ハイチという国の背景知識がなく、ただ衝撃を受けているだけで何も消化できていない自分の教養の無さにもどかしさを感じた。

【学んだことメモ】
・イスパニョーラ島の西側3分の1がハイチ、東側3分の2がドミニカ共和国
・1492年コロンブスの発見後、西がフランス、東がスペインの植民地となった
・先住民族のタイノ族は滅亡
・フランスは1697年ハイチを植民地化し、アフリカから人々を奴隷として連れ込む
・その結果、現在でも国民の95%が黒人系
・1804年中南米で一番早く独立
・ハリケーン、地震、自然災害が多く、その度に多くの人々が犠牲に
・正規軍が弱く、ギャングが内政と密接に関わっているとも
・現在も人口の約半数の約470万人が深刻な飢餓状態だという(日本国際飢餓対策機構2022より)

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