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ピンク・クラウド

何の作品を最初に語ろうかな〜と考えていたのですが
一先ずは最近観た映画から感想踏まえて語っていこうかなと思います。

※以外ネタバレ含みます

ピンク・クラウド(2023)

公開される前からポスターのビジュアルに惹かれて劇場で観ました。
今のコロナ禍を彷彿とさせるようなストーリーが話題となってましたね〜どんなラストになるのだろう?と若干心配になりました。

「言語化が大の苦手な私が初めて考察(ファンタジックに感じるかな)できた…!笑」が観終わった瞬間の感想です。
ここから私の勝手すぎる考察が入っていきます。

10秒で人を死に至らしめる毒性の雲
10秒で人を死に至らしめる毒性の雲


このピンク色の毒性を持つ雲が発生した事により、人々は家から一歩も出られなくなります。
冒頭で犬を散歩してる人が雲に触れて倒れます(ニュースで雲について報道されます。)

ただ、これ以降雲に触れて人が死んでしまうシーンが一回も出てこないんです。
な〜んか私はモヤモヤと言うか不思議に感じました。
監督は何を伝えたいんだろう?劇中ずっと頭をフル回転させていました。


ここで思い出したのがコロナ禍に入る前の自分です。
私は当時2人暮らしを始めたばかりの時期で、引っ越しやら初期費用諸々で金銭的余裕が無かった。
それに加えて普段テレビ番組をあまり見ないので、約1年程テレビ無しの生活をしていたんです。
そんな中コロナがちょうど流行り始め、ニュースでは「今日は○○県で、何人〜」なんて流れていたそうです。(母から心配されて始めて世界はそんな事になっているのか?!と驚き)
ネットニュースも碌に見る習慣の無かった私にとって"コロナ"は「はて?何のことやら?」って感じだったんです。


そんなこんなで私がたどり着いた答えは、「実際にピンク色の雲は存在したけど、触れた事で死ぬなんて事は無いのではないかな?」です。
これに関してはあくまで自分なりの仮説です。
決して人がどんどん死んでいくパニックにシーンが観たいと言う訳でもないです。

そもそも、突然ニュースで外に出ないで下さいなんて言われたら現実でも誰だって出ません。

今は誰でも・何処でも繋がれて情報を共有できてしまう。
そう言ったことで情報に踊らされてしまう人が存在する。
結果的に雲の設定が伝えたかった事は、メディアだけの情報に踊らされるなよって事かなと解釈しました。

ラスト、ベランダに出て10秒カウントダウンする主人公
ラスト、ベランダに出る主人公
10秒カウントダウンした所で作品は終了


ラストに関しては「うわ、やめてくれ〜!」と思いつつも
主人公の生死は分からぬまま幕を閉じます…。
自分の目で見た物・感じた物を信じたいです。

にしても、劇中で浮かぶピンク色の雲はどこか動物っぽくて可愛い…なんて感じたりもしました。
可愛いビジュアルで毒性持ってるなんて、飛んだ小悪魔です。
まあ、そんな雲よりコロナ禍前にこの作品を作った監督が一番恐ろしいです。(褒め言葉)

隔離される人間の内面的な部分もかなり描かれているので、そう言った面でレビューしている方の感想もとても面白かったです。

現実世界でも、そろそろマスク着用に関して緩和なんて言われていますが
個人の判断に委ねる〜なんて言い方、責任放棄じゃん…?
映画と関係無くなっていきそうなのでここらで【終】


ここまで読んで頂きありがとうございます…!
初の作品に触れて書いた記事になります。

語彙力が小学生並みですが、Filmarksのリンクも貼っておきます。
ご興味ある方は是非チラッと覗いてみて下さい。

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