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雨に唄えば


言わずと知れた名作中の名作。
バビロンの予習として観れば良かったなと後悔しました。


雨に唄えば(1952)




まず初めに、雨に唄えばにまつわる私のエピソードから
よく同期と休日に公園に散歩しに行くことが度々あったのですが

昨年の夏頃、公園を散歩中に二人で雨に唄えばの名曲"Singin In The Rain"を歌っていたんです。
そしたら突然雲行きが怪しくなり、とんでもない土砂降りの夕立に遭遇。
シャワーでも浴びたんかって程、びしょ濡れになった思い出です。笑
(濡れながら笑いながら一緒に歌いました。)



昨日の話に入っていきますが、ミュージカル映画なのでもちろんダンスや歌があります。
主演達のダンスレベルの高さ・パフォーマンス力には驚きました。70年前の映画とは思えないクオリティです。

作品の時代背景がトーキーに移り変わる映画界をベースにしていて、
ドンとキャシーのロマンスももちろんなのですが
映画スター達の苦悩が上手くコメディタッチで表現されていました。
バビロン観ても思ったのですが、この時代の映画に対する命懸けっぷりが凄いです。


雨に打たれるドン
雨に打たれるドン


中でも私のお気に入りシーンは2つ
コズモの"Make 'em Laugh"
ドンの"Singin In The Rain"

コズモ演じるドナルド・オコナーの身体能力の高さに驚愕。
「え?新体操の選手? どうやって動いてるの?」
めちゃくちゃ良い脇役だな。この人がいたからドン・キャシーが引き立っていた。

ドンの土砂降りのなか歌う名シーンは、
よくよく映画で観てみると、結構とんでもない土砂降り。笑

ただその反面では、余りスポットライトを浴びせられないコズモや
最後は声の主が違う事をバラされ、舞台から引きずられてしまうリナ
ああ、きっと本当の映画界の闇はもっと深かったのであろうなと思わされてしまう場面もしばしば…。
後俳優陣達の張り付いたような笑顔がちょっと不気味に感じたのは私だけでしょうか?余談です。

全体を通しては自然と笑顔になれる、音楽と世界感に引き込んでくれる、エンターテインメント性に溢れる作品でした。


ここまで読んで頂きありがとうございます…!
忘れた頃に"Singin In The Rain"をふと歌っているんですよねきっと。

語彙力が小学生並みですが、Filmarksのリンクも貼っておきます。
ご興味ある方は是非チラッと覗いてみて下さい。

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