読書感想「マネタイズノート」
どうも(^^)
Voicyやflierでいい本に出会ったらすぐに買ってしまい、お小遣いが足りなくなる、つかたろうです。
今回は、誰もが仕事でアイデアを求められる時代にPontaカードやコンビニ業界初のセルフレジ、デジタルサイネージ広告など人をワクワクさせる画期的なアイデアの生みの親である市原さんのノウハウが学べる1冊を紹介します。
今回、紹介する本は…
『アイデアをお金に変える「マネタイズ」ノート』
著者:市原 義文、 発行:三笠書房 です。
この本でマネタイズするために大切な考え方を教えてくれる部分を一部、紹介します。
あなたは「ラクダ冷蔵庫」をご存知ですか?
アフリカでは舗装された道が少なく、伝染症予防のワクチンを運搬するための手段としてジープなどの車は故障のリスクや燃料代がかかるため、アフリカ人たちは頭を抱えていたそうです。
そこで、車に代わる輸送手段を必死に考え抜いた結果、身近な移動手段であるラクダに冷蔵庫とソーラーパネルを背負わせた「ラクダ冷蔵庫」でワクチンを運搬しようと閃いたそうです。
この結果、低コストで安定かつ確実にワクチンを運べるようになったそうですが、アフリカでは「ラクダ」「冷蔵庫」「ソーラーパネル」はどれも身近なものだったのに誰もラクダ冷蔵庫の発送には至らなかったそうです。
この事例から、アイデアは「すでにあるもの」から必ず生まれ、すでにあるもの同士を組み合わせることで新しい価値があるものに生まれ変わらせることを教えてくれます。
…とは言え、それだけでは簡単にアイデアは思いつきません。本当に大切なことは「問題意識を持って見ること」。
あなたの職場や家庭で発生している問題解決のアイデアのヒントは常に「問題意識の備わった視点」から見つかります。
タイトルの通り、マネタイズ=お金を生み出すための考え方を分かりやすく教えてくれます。
本書では…
・売上が低迷し、倒産寸前だったベーカリーチェーンで行った「ハリネズミの概念」を使った施策。
・見た目のインパクトで勝負する際に有効な「ABC理論」
・記憶力をたかめ6倍に高め、頭の中に空白が生まれ、新しいことを考えるためのメモ帳活用方法。
…など、一生役立つノウハウが学べます。興味を持った方は是非、本書を手にとってみて下さい(^^)
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