映画感想『身代わり忠臣蔵』
10歳のムスメも笑って泣いて、楽しんでいた。
忠臣蔵を知らなくても、ムロツヨシが好きなら大丈夫。
とにかく「ムロツヨシ劇場」。
彼が全力で作り出す笑いを、楽しむ映画。
※以下、ネタバレを含みます。
吉良家に仕える斎藤宮内が林遣都。
笑いの間合いが良いので、ムロとの掛け合いには映画館でもクスクス笑いが起きる。
大石内蔵助は永山瑛太。
飾らない優しさ、家老としての苦悩、お座敷遊びなど、人間味のあるシーンが多いわりに、いまひとつ魅力に欠ける。それぞれのシーンを貫く芯というか