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1日をプラスな気持ちで終わらせる問いかけ~家族で。同僚で~

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

新学期が始まって

新学期が始まって10日ほど経ちました。
お子さんは、楽しく学校に行っていますか?
年度当初は、人間関係も流動的で
気疲れしたり、
不安になったり…
お子さんによっては友達と衝突したり…と
意外とお子さんも疲れているのではないでしょうか。

担任である私も
気合が入っているのか
いろいろなところを観察しているのか、
意外と目の前のことに没頭して疲れているのを自覚しています。

プラスの気持ちを引き出してくれる同僚

あるとき、
放課後に同僚の先生が
私に
「今日、楽しかったことは何があった?」と問いかけてくれることがありました。

最初、
「なかったな~。とにかく疲れた。」と答えていた私ですが、

「何かあるでしょ~。教えてよ。」と切り返されて

改めて振り返ると、意外とあったんです。

別の日も、同僚の先生が同じ問いかけをしてくれました。

すると、
バタバタして疲れた。と思っていた1日に素敵な場面が(たくさん)あったことに気付くことができました。

思い出した場面も、その場その場では楽しく面白いのですが、
いろいろな出来事があると
ついついそれが薄れていく感覚に…。

同僚の問いかけにより
心がプラスの気持ちで満たされる
のを感じました。

忙しいって【心を亡くす】って言いますが、
本当。
【プラスに感じる心を亡くしている】んだなと強く感じます。

子どもにも同じことを問いかけてみた。

新学期を迎えた我が子3人にも同じように問いかけてみました。
年齢に合わせて。

すると…三者三様。
長女は
「あったかな~?」と首をかしげながら…
少し考えて、
「あっ!今日は~。」と話し始めてくれました。

一方、話したくてたまらない次女は、
「今日な~、」とたくさんお話してくれました。

三女は…というと
「忘れた~。」という感じ。
その後、
「今日は何して遊んだの?」とか
「楽しそうだね~。」と声をかけると
楽しそうに話してくれました。

問いかけのよさとは

声かけられて強く感じるのが…
1日をプラスの視点で捉えられるということです。

「今日、楽しかったことは何があった?」と問うことで、
頭の中では、
【楽しかったこと探し】を始めています。

それだけで、気持ちが上向きになる感覚があります。

この【楽しかった探し】、今の私にはとても大切だと思いました。

自分で行う際には、
日記に書いたり、
スマートスピーカーに、〇時になったら、今日の楽しかったことを聞いて
としてもいいかもしれません。

さらに付け加えると…

「明日、楽しみなことは何かあるの?」とか
「明日、楽しそうなことは何があるの?」などと

明日の【楽しみ探し】を行うと
次の日へのわくわく感が増します。

時間があるときには、次の日の【楽しみ探し】をしてもいいと思います。

最後に…

私は、同僚の問いかけで
【楽しかったこと探し】のよさに気付くことができました。

やっぱり、聞いてくれる相手がいるっていうのは
居心地がいいですね。

そんな存在がいてありがたいと強く思いました。

それと同時に、
クラスの子や我が子たちにとって、そんな存在になりたいと思いました。

しつこいと嫌がられるかもしれないので…
時々
「今日、楽しかったこと教えてよ。」と声をかけていこうと思います。


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