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失敗をさせていこう!

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

失敗から学ぶものは大きい!

子どもが失敗や困難から学ぶものは大きいです。

けがをすると、かさぶたができ、体の修復を通してそこが前より強くなる。なんてことはよく聞きます。

ペンだこに代表するように、負荷をかけることで、
そこが固く、強くなっていきます。

手マメもそうですよね。
体が傷ついたときに、
体はこう思います。
「このままじゃだめだ!!もっと強くならないと!」

そうして、体(皮)が前よりも強くなるのです。

心だってそうです。
傷つき、乗り越えることで
前より強い自分を手に入れることができますよね。

失敗は、成長のきっかけでもあるのです。

親として勇気のいることだ。

ただ、そうは言っても、
目の前で子どもが苦しんでいると、
手助けしたくなるものですよね。

私自身もそうです。

シリコンバレーで尊敬される小児科医のジャネスタ・ノーランド博士も言うように、「親たちは何がなんでも子どもをいい気分にしておかなければならないと思いこんでいる。子どもの幸せを親の責任だと感じ、幸福をコントロールできると考えている」ようだ。
親がどんなことをしてでも子どもが苦しんだり傷ついたりしなくてすむように力を尽くすと、子どもたちは困難や逆境を乗り越える必要がなくなってしまう。すると、独立心ややり抜く力は育たず、子どもたちは周囲の世界を恐れ、みずからイノベーションをおこしたり何かを生みだしたりできなくなる。

TRICK スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法から一部抜粋

この本にも書いてあるように
失敗から学ぶものは多くあります。

だからこそ、今のうちにどんどん失敗させていきたいものです。

そのうえで…、どうすればいいのか!

そのうえで、まずは、この考え方が大切だと思っています。

①親から学ぶ

失敗の仕方や
失敗からの立ち直り方を
親から学ぶのです。

つまり、親が子どもの前で失敗する姿を見せ、
その時の
行動の仕方、
立ち直り方を
わざと見せるのです。

もちろん、毎回はできないと思いますが、
余裕があるとき、するといいと思います。

②失敗するな!でなく、失敗したら「次どうする?」

失敗したら、対処術を教えるのです。

上の二つの記事、初期に描いたこともあり、スキが少ないのですが(笑)

今回の記事に関係しているものなので、お時間のある方はぜひ読んでみてください。

最後に…

今回の記事のテーマは、
大人が子どもの行動を

見守れるか。

という点が大きいと思います。

目を離さず、子どもにチャレンジさせる大人でありたいと強く思います。

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