知らず知らずのうちに、娘にレッテル貼っていた私たちの反省記
私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
昨日こんなことがありました。
昨日の夜に、三人の娘たちと私で夕食に行きました。
その帰り道
次女 :「家は、まっすぐ行って、左だね~。」
わたし:「えっ、違うよ。右だよ。」
次女 :「どうして?違わないよ!!!」(ムキになる)
わたし:「右だって。えっ、ここよく通るでしょ。覚えてないの?」
次女 :「だって、私、方向音痴だもん!!!」
「治らんのんじゃ!!!!」(大泣き)
「3人(きょうだい)の中で、私だけが方向音痴なんだ!!」
(大泣き)
5分ほど前まで
あれほど楽しく家族でご飯を食べたのに…
あまりの変わりように、驚く私。
それと同時に、
娘が、方向音痴を気にしていたことに、驚きました。
わたし:「方向音痴って気にしなくても。世の中には、ナビもあるし。」
「困ることなんか、まったくないよ。」
となだめても、
次女 :「嫌なんだ!!!」(大泣き)
火に油を注ぐようなものでした。
自分たちの子育てを振り返る
大泣きする、次女を見ながら
自分たちがしてきた子育てを振り返り、反省しました。
それは、娘に対して
「〇〇は、方向音痴なところがあるから~。」と
注意を促すことがあったからです。
こちらとしては、
そういう特徴があるから、そこを意識して生活してほしい。
という思いからの発言なんですが…
娘は、それを
自分の短所として気にしていたです。
しかも、かなり。
価値づけに要注意。
やはり
子育てにおいて、
レッテルを貼るような言い方はよくない!
と強く思いました。
マイナス面をさすレッテルはだめです。
できることなら、
プラスのレッテルも控えたほうがいいかもしれません。
プレッシャーになってもいけないので。
最後に…
大人も含めて自分の特性に合わせて
生活を見直すことは大切です。
方向音痴の娘は、
アプリの力を借りて、生活することも必要でしょう。
ただ、娘の特性を決めつけるような言い方をしてきた私たちの言い方はよくなかったのでしょう。
子どもが何かをするときに
困っているときに
「それなら、こうしてみたら?」という
アドバイスのような形で関われたら…それが一番なのかもしれない。
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