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子どもを危険から身を守るチョコザットの法則。~イメージさせよう~

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

題名、
チョコザットの法則は、
チョコザップにかけています(笑)

自転車のカギが盗まれた!!

昨日、娘の習い事(スポーツの習い事)に行ったときの話。
帰る直前になって、
数人の子どもの自転車のカギがないことに気が付きました!

いたずらでしょうが、
数人の自転車のカギがなくなっているのです。

自転車を盗むのでなく
自転車のカギです。いやがらせですよね。

本当に嫌な気持ちしかしません。

ある保護者が
「取る人が悪い!!」と子どもたちをなぐさめていました。

確かにそうです。許せません。

一方で
「自転車のカギを取るという、防犯も必要なんだよ。」ということも学ばなくてはいけません。

親として、
嫌な気持ちになって学ぶ
のではなく、
嫌な気持ちにならないために日ごろから学んでおく
というのが大切
だと思いました。

ねちねち口うるさく伝える安全対策

毎日のように
子どもの命を脅かす不安なニュースが聞こえてきます。

今の子育てで
安全対策は避けて通れないものです。

特に心配なのが
親がいない時
親が見えていない時ではないでしょうか。

そんな時に、
まるで石橋をたたくように
口うるさく細かく指示をしていませんか?

心配な気持ちがあればこそだと思います。

ただ、これは
子どもにとっては、
イメージをもつことができません。

「そんなの分かっているよ。」とか
「なんのこと言っているの?」など
親の心配が伝わらないこともあるでしょう。

ちょこちょこ伝える、安全対策。

そんな時におすすめながのが

一緒にニュースを見て、その時に情報を共有しておくこと

です。

子どもの安全を意識するなら、
ニュースを見ていて
子どもに関わりのありそうな件は、
話題に挙げ、
軽い解説を入れ、
親の願い(思い)を伝えておく。

これが
親にとっても簡単で
子どもにとってもイメージしやすく
時短な方法です。

名付けて

チョコザットの法則!!!

一了命名

ちょことした時間に
ザっと伝える
ということです。

例えば朝、身支度をしながらニュースを見ていたとします。
朝はとても忙しいので
ゆっくりは話せません。

そんなとき、テレビから
ニュースが流れてきます。

そこをちょっとだけ取り上げて
「最近、交通事故が多き気がするな。みんなゆとりがないのかな。朝、少し早めに出て、信号を待ったり、車に譲ったりする余裕はもっておきなよ。」とか
「やっぱり夕方は、事件や事故が多いな~。明るいうちに、人通りの多い道を帰っておいでね。(誰からと一緒に帰ってくるんだよ。)」
などなど、

子どもの安全につながりそうなポイントをザッと伝えるというものです。

短い時間で、
大事なポイントを伝える。

その名も、

チョコザットの法則!

一了命名

しつこい(笑)


家族でニュースを見る習慣を。

今はスマホでニュースを見ることもできますが、
家族でニュースを見る習慣を身に付けておくことは

安全対策の面でも
大切なのではないかと思っています。

我が家では
ニュース番組が多い、
朝に情報共有を行うことが多いです。

交通事故や犯罪に巻き込まれることが多いのが

夕方ということを考えれば、
出発前に
情報共有ができているのは大切なことだと思います。

最後に…

学校でも、子どもたちに向けて
「自分の身は、自分で守りましょう。」と伝えます。

この自分の身を守る場面は
友達関係
災害
交通事故
不審者
火遊び、水遊び
お金、ものなどなど
いろいろとあります。

そのすべてを一度に伝えることはできません。

改まって話すのも、子どもが嫌がります。

だからこそ、
ニュース番組を見て、
イメージが持てているうちに
ちょっとした時間で伝える!

そう!!

チョコザットの法則!!!!!!!!!!!!

を利用して、安全対策をしてはどうでしょうか。

しつこい(笑)


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