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子どもが本好きになる3ステップ

私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

はじめに…

今年度は、小学校6年生の担任をしていました。私のクラスには、読書の時間になると絵本を好んで読む児童がいます。
私や友達がおすすめの本を薦めるのですが、
「文字が多い。」
「文字が多くて、読む気にならない。」
と、はなから本を寄せ付けません。
本を選ぶときには、絵の多さで選ぶそうです。

読書が好きな私としては、いろいろな本に出会い、世界を広げてほしいと思うのですが、なかなか思うようになりませんでした。

そんな子が、以下の方法を用いることで、少しずついろいろな本を手に取るようになりました。
もちろん、一気に長い本にはたどり着けません。読書集中時間は10分も持ちません。
ただ、少しずつ本に興味をもってくれているようです。

ここでは、家庭でもできる
子どもが本好きになる方法を伝えていきます。

読書する子は、〇〇がすごい!

この本の一部を引用する。

小学校で暴力事件が急増し続けていることの背景には、しつけがなされていないことによる自己コントロール力の欠如があると思われる。人の気持ちを読み取ったり、相互の思いをうまく伝え合うことができないということもあるだろう。そこに読解力が関係している。

お互いに読解力が乏しいと、相手の言葉の意味を正確に読み取ることができる。その結果、相手のことを「わけが分からない」と思ったり、「自分勝手な事ばかり言ってくる」と誤解したりしがちだ。

このように生活面にも影響する読解力は、読書によって高まることがわかっている。読書には、言葉を覚えると言うメリットがあるのに加えて、自分以外の視点に対する想像力を養うといったメリットがある。

コミュニケーションのすれ違いの背景には、読書によって他者の視点に触れて他者の立場やものの見方・力に想像力を働かせる経験が乏しいといった事情があるのではないか。(一部抜粋)

読書をする子は○○がすごいより

読書をすることによって得られるよさには
①他者視点
②想像力
③コミュニケーション力
など、多くある。

やっぱり私は、子どもたちに多くの本に触れてほしいと思う。

本が好きになる3ステップ

①本に触れる環境を作る (親が選ぶ→一緒に選ぶ→自分で選ぶ)
②本を読む時間を作る。
③本と本をつなぐ。
最後に…(おまけ)

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