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語彙力アップ!!必然的に調べたくなる遊び

語彙力を高めたい!

↑ 以前の記事はこちら。

2文字しりとり

 以前の記事の中で、2文字しりとりを紹介しました。

2文字しりとり(うしろ2文字を取って行うしりとりです。)

  父 しりとり

  母 とりにく

  娘 にくじゃが   というように。

 (昨日、娘と行いました。「まごのて」の次、「のて(ので)」から始まる言葉が全く思いつかず、家族全員で頭を悩ませました(笑))

語彙力を高める言葉遊び(一 了)より

 上の例で行くと、
 「にくじゃが」の次は、
「じゃが(しゃか、じゃか、しゃが)」にするのか、
「やが(やか)」でするのかは、家族で相談するといいと思います。

 2文字しりとりをしてみると分かりますが、意外と言葉が思いつきません。大人でも本当に難しいです。そんな時、すご~~~~~~く調べたくなります。

 我が家では、「ヒントちょうだい。」と言えば、ほかの家族から単語のヒントをもらえるようにしています(笑)それでも、家族のだれも思い浮かばないことも多いです。

そばに、〇〇があると…

そんな時に、すぐそばに辞書があるとどうでしょうか。
手に取って、見てみたくなりませんか?

小学校では、辞書は3年生から活用し始めます。しかし、1年生だって調べられるものです。

そばに辞書があると
「調べてごらん。」なんて言わなくても、
子どもが自然と手に取って調べ始めます。

〇〇の良いところ

辞書を活用すると、どんないいことがあるのでしょうか。
下に5つ挙げてみます。

①新しい単語に出会える。
②その意味を学べる。
③意味が複数あることを知れる。
④調べたページにほかの言葉が載っている。(新しい言葉との出会い)
⑤同義語や反対語が学べる

などなど辞書を活用する良さはたくさんあります。

辞書をおうちの方が使いなさい。と言わなくても、自然と手に取るようになるのです。

さらに、このゲーム中に活用する良さは、
「にくじゃが」→「じゃが?」
(辞書で調べる)
「あった!!!しゃがい(社外)」

「んっ?しゃがいって何?」

「えっと、社外ってのはね…。」と
意味を教える必然まで生まれてくることです。

年齢に合わせて工夫しよう

家族でする場合、どうしても年齢差による有利不利問題が出てきます。
そんな時は、

大人は15秒以内に調べる。
高学年は30秒以内に調べる。
中学年は50秒以内に調べる。
低学年はページを一緒に開き、そこから20秒以内で調べる。
未就学の子は、ページを開いてもらい、そこから探す。時間無制限。

などと、ハンデをつけて遊ぶといいでしょう。

遊ぶ場所

こういうのをするのは、車での移動中がおすすめです。
暇な時間はあるけど、やることが限られている。そんな時に、
2文字しりとりで遊んでみてはどうでしょうか。


しりとりの良さ

ちなみに
「しりとり」は、
前頭葉の刺数になるゲームです。

前頭葉は、注意・思考・自発性・感情のコントロールなどを担うところです。


ある調査で、
8歳の子どもの前頭葉の脳血流量を測定しながらしりとりを行ったところ、
自分が答える番になると前頭葉への血流量が上がり、相手の番では下がったそうです。

脳を効率的に使うには、
必要なときは前頭葉を活性化させ、
必要ないときは休ませることが大切らしく、

しりとりは、
まさにその機能を鍛えることができるゲームのようです。

しりとり遊びもバカになりませんね。


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