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「対人支援のお仕事」のタイトルですが、「自分と誰か」や「大切な自分と自分」との関係を紡いでいくときに、大切なことにも触れてお伝えします。

さてさて、私はコーチをしています。


15年ほど前から、フリーランスとしてプロコーチ活動をしはじめました。

今では「コーチです」といっても

「あ~~、ビジネス系ですか?ライフ系ですか?」

とか、踏み込んだ質問される場合もあるほど認知度があがっていますが、15年前はメジャーな職業ではなく、
「スイミングのコーチとかじゃないの?」

という感じで、分かってもらうだけでも大変でした(分かったもらえない場合もありました)。

と、コーチや、カウンセラー、メンターとか、メンタル系サポートが増えています。それを志す人が多いことは嬉しいのですが、やっぱり向いている人とそうでない人がいると思います。

ざくっと、向いている人の側面を2つお伝えします(あくまでも、まゆみ流です)。

「弱み」を、ただ受け容れられる人


だれでも弱い面や強い面があります。
そして、「失敗」をします。

ビジネス系では、特に「失敗」を「成功」に、「弱み」を「強み」に変えることに重きを置かれます。私に言わせると「強制」される感です。

この弱みって、本人が一番痛いほどわかっているんですね。
(逆に、弱みを分かっていない人が自分に「ある」と分かることが、実はコーチにとって、大切な役割です)

そして、それを早く強みに変換させるとさせるほど、元に戻りやすくなります。
なぜならば、「表面的」だから。
もっというと、コーチの質問から逃れたいために「強み変換」亜流をする人もいます。

私は、本当に「弱み」というのは、その方自身の個性であり、二つとない魅力のひとつだと思っています(もちろん、自分や他人に危害を加えたりすることはNGです)。

だから、その前には、そういう「弱い」面があると、本人もコーチもしっかりと受け容れることが必要です。

このためには、コーチ自身が自分の「弱い」面を受け容れていないと無理です。あなたの「弱み」は、何でしょうか。


自分の「経験」を全面的に信じない人

よくある「イタイ」コーチの特徴が

「私自身もコーチングを受けて、〇〇な苦しみから、このように変化できたんです。その時のコーチングは~~~」

と自分のコーチング経験を、とうとうと話す人です。
これは、メンターとか、OJT指導者、上司でも同様です。

ご自分の経験は素晴らしいのです。その経験があるからこそ、コーチを職としたり、仕事に実績を上げたりしたのでしょう。

しかし、一番大切なのは、「相手が何を解決したいか」

相手の解決を、自分の経験に引き寄せていては、まったく見えない面、見落としてしまう面や言葉があります。

つまりは、自分の経験が「全ての人に通じる」と思っている人は、対人支援には向かないです。

そういう人こそ
「自分と相手は違うから」
といいながら、相手より自分の方が「上」であるという上目線から、相手に「ラベル」張りをする傾向があります。

「自分と相手は違う」んです。そして、1週間前のクライアントと今日のクライアントは違います、1週間分成長しているのです。

そういう、自分の経験や視点に依拠せず、いつも新鮮な目で「相手」を見れる人は、コーチや対人支援者として向いています。

対人支援をする方も、優しい方や気遣いのある方が多いです。
しかし、そうでない人もいます。

私たちは、バナナを売るわけでも、服を売る訳でもなく、「心」を支援する。人生を支援する(バナナも服も大切ですが)ためには、常に謙虚に、相手を傾聴し、五感を張り巡らせて観察できる人。

完璧でなくとも、そういう人であり続けたいと思える人が向いていると思います。

その他色々と「プロ」としての適性はありますが、心構え的な傾向として2つ挙げました。

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