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いくつになっても身体の可能性は未知数【昔の女性はできていた/三砂ちづる】


今日は、

女性の身体について理解を深める本を。


【昔の女性はできていた/三砂ちづる】


意識してますか?「骨盤底筋肉



美姿勢トーニング®というメソッドを知ってから、

女性の身体について

「当たり前」と思っていたこと、

そして逆に、

「自分の身体のことなのに全然理解できていなかったこと」

があったことに気づくことができました。

(その興味が高じたがゆえに、
 認定講師になってお伝えしているほど!!)



その当時、

聞いたこともなかった「骨盤底筋肉群」という筋肉が、

いかに私たちの身体を守り、

その土台となって支えてくれているか?



そしてそれはコントロール可能だということを知ったのも、

今から10年ほど前・・・。



今ではとってもカジュアルに「膣トレ」なんて言葉もよく聞きますが、

そんな言葉を口にするのすら憚られるような頃に

おっかなびっくり足を踏み入れた世界が

女性性を大切にしたボディワーク界隈だったのでした。



文明は発達していくけれど・・・


この本では女性の身体について、

昔と現代で

その捉え方に違いがあることが、

多くの方の証言から知ることができます。



身体の機能そのものは変わっていないのに、

時代背景も相まって

その扱いにも変化が生まれている・・・。



その中からの一部分をご紹介しますね。



月経血コントロールは

女性なら誰でも持っている高性能の一つ。


高能力を身につければ、

からだも心も、もっと楽に

気持ちよくなれるのです。

【昔の女性はできていた/三砂ちづる】



女性には赤ちゃんを産むための機能が備わっていますが、

出産する、しないに関わらず、

その機能を持っている限りは、

仕組みを理解しておいた方がいいと思っています。



また、

快適さや効率を追求していく世の中は

逆に

人間の身体が本来持っている機能を

衰えさせている事実があることも・・・。




親や学校の保健体育の授業で教わったこと以外に、

実体験として知る自分の身体のこと。



そして、

自分自身の身体でありながら、

まだまだ理解しきれていないこともある上に、

環境の変化や加齢などによって

また新たな発見や戸惑いが生まれ続けていくのです。



ボディワーカーとして

多くの女性の身体を見てきてもなお、

誰一人として同じ人はいないし、

そのお悩みも実に多種多様なんだなということは

日々感じることでもあります。



まずは、

自分自身が、

自分の身体に興味関心を持って

「いつもの状態」

を観察し続けていること。




男性と女性では、

その仕組みや役割も違うのだから、

女性だけが持つ魅力や可能性にも

もっと敏感でいたいですね。



ムッキムキのキン肉マンになる鍛え方ではない、

しなやかだけど芯のある身体。




(そして切実なのは、加齢と下垂に負けない身体の追求・・・!!)



痩せればいいってもんじゃない、

体重が減ればいいってもんじゃない、

まずは自分が好きでいられるボディラインの創り方。



加齢と共に変化していく身体と

上手に付き合っていく術を身につけていく、

という感覚に近いかな。


いくつになっても身体の可能性は未知数


時間の経過と共に衰えていくばかり、と思うことなかれ。


退化を知るからこそ対応しようとすることで生まれる進化。

「もう手遅れ」でもないし、

「こんな歳だし」でもないんです。


そのためにはまず、

自分の身体に

もっと関心を寄せてあげてほしいなと思っています。




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