見出し画像

コンプレックスは人に勇気を与える

おそらくほとんどの人が、何かしらのコンプレックスを抱えて生きている。
でも、実はそのコンプレックスは、人に勇気を与えることへと繋がっていると、思っている。

過去を明かすのが怖かった

コンプレックスとは

精神分析で使われる概念。無意識のなかに抑圧され,凝固し,そのために意識された精神生活に影響を与え,ときに強い感動を誘発する観念の複合体をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

とまあ小難しく書いてありますが、なんとなく伝わると思うので割愛します。笑
コンプレックスにも色々種類がありますが

・容姿に関すること
・性格に関すること
・ファザーに関すること
・マザーに関すること
・ロリータに関すること

など様々で、さらに細分化してみると

・一重がコンプレックス
・歯並びの悪さがコンプレックス
・背が小さいのがコンプレックス
・自分の意見を強く言えないコンプレックス
・デリカシーがないコンプレックス
・父母への依存
・幼女少女への性的興味

と、あげたらキリがないくらい、それこそ人の数だけあるような気がしています。

コンプレックス=劣等感と位置付けられることが多く、人に言えないまま日常を過ごしているのではないでしょうか。

画像4

ちなみに自分もいくつもあります。

・さっき上であげた、容姿についてのものw
・中学〜高校時代でいじめを受けた過去
・高校2年時で他界した母の影響で、母の愛情を無意識的に求めていた自分

など。
あとはまあ、カラオケが下手とかですかね。笑

いじめなどについては、あえてnoteでは書いていないですが、過去の一部についてはこちらで触れています。

僕自身は、こうやって過去を開示してしますが、ほとんどの人は打ち明けられないのではないかなと感じています。

昔は、隠していました。
容姿については自虐ネタで言ってましたが。笑

ですが、誰しもが1つや2つ、過去の出来事や現在の自分についての悩みやコンプレックスを抱えているのではないでしょうか。

じゃあ、なんで僕は明かすようになったかというと、コンプレックスを開示することによって、共感してくれる人がいることを知ったからなんです。

画像5

最初はもちろん怖かったです。
馬鹿にされるんじゃないかとか、嫌われるのではないかとか、自分の元から離れていくのではないか、とか。

でも、仕事柄たくさんの人を取材し、言語化する立場であるのに、自分自身を明かさないのはフェアじゃないと思うようになりました。

そして、初めて自分の過去を明かしたのがこのストーリーだったのです。

Facebookで公開する直前、手が震えました。
めちゃくちゃ怖かったんです。
基本ポジティブ人間なんですが、ネガティブな、マイナス思考が働きました。
ですが、想いもよらぬコメントやメッセージが来たんです。

・私も同じ経験があるからすごい良く分かるよ
・そんな一面があったなんて知らなかったけど、これからの生き方を応援するね
・辛くなったらいつでも連絡してね!

というように、想像していたものとは真逆の反応があったことに驚きととともに感動を覚えました。

それからは自分の過去を隠さずに、臆せずに、伝えていこうと思ったんです。

画像6

人は誰しもが悲しみを抱えて生きている

と、書くと若干重めなんですが、悲しみじゃなくても、ちょっと恥ずかしいコンプレックスってありませんか?


それこそ、自分はカラオケがあんまり得意ではありません。音痴です。笑


行く際は、ノリが良く、アップテンポで、みんなを巻き込む感じの曲くらいしか歌わないです。それでうまく誤魔化せるので。

ある日。
友達と何人かでカラオケに行ったときのこと。
音痴なのであんまり乗り気ではなかったんですよね。シラフだったし。

その友達の1人が、言っちゃアレですがとんでもない音痴だったんです。笑

でも自信満々に、堂々と熱唱する姿を見て、僕は感動しました。

その人自身、「俺めっちゃ音痴だからさぁ」なんて呆気からんと言いながらも楽しく歌うんです。

そのとき、自分の心が晴れたような、「自分も、ああやって良いんだ」って思えたんですよね。

画像3


何が言いたいかというと。


自分が抱えるコンプレックスは、他人に勇気を与えてくれるものだと感じたのです。


思い悩んでいるのって、自分だけじゃないんだ、って。

先にも述べたように、僕は自分の過去や想いを包み隠さず伝えています。
仕事柄、長時間インタビューをする関係で、いろいろ相手の話を聞くんです。すると、


「さっき築地さんが話してくれたような経験、私もあるんです」


コンプレックスを伝えると、話しやすい空気感が生まれることを知りました。

誰もが「こんなことを話したら嫌われるかもしれない」と思いがち。
ですが先に言うことで、相手が内心を話すハードルが低くなるんです。
そうすると、お互い弱い部分を開示し合うので、距離感がグッと縮まります。

理解し、共感し、応援しあえる存在になるのが、僕はコンプレックスの開示=自己開示だと思っています。

画像2

もちろん、心の内全てを話す必要はないです。
その人との距離感や関係性にもよって、話すべきこととそうでないことは分けた方がいいです。

でも、何かしら1つでも、伝えることでガラッと人間関係が変わるなら、試しにやってみてもいいんじゃないでしょうか。



コンプレックスは、誰かに勇気を与え、
人との距離を縮めます。



たった一言を告げる、一歩踏み出す勇気が、人生を変える可能性を秘めていると、僕は信じています。


Twitterもぜひチェックを♪(´ε` )

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?