【ワーケーション】海と山のどちらで生産性が上がるのか？検証！
「ワーケーションは本当に生産性があがるのか」の議論への研究結果
ワーケーションへの注目が高まりつつある2020年ですが、そんな中でも「懸念」の声として聞こえてくるのは
「非日常空間では集中できないのでは？」
「生産性はむしろ下がるのでは？」
という議論。本当のところはどうなのだろう、と気になって調べてみたところ、株式会社NTTデータ経営研究所が2020年7月に発表した「ワーケーションは従業員の生産性と心身の健康の向上に寄与するワーケーションの効果検証を目的とした実証実験を実施」にて以下のような記載がありました。
・ワーケーション実施中に仕事のパフォーマンスが参加前と比べて20％程度上がる
・ワーケーションでは心身のストレス反応が37%程度低減する
・ワーケーションでは運動量の増加に効果がある（歩数が参加前と比べて2倍程度増加）
出典：「ワーケーションは従業員の生産性と心身の健康の向上に寄与するワーケーションの効果検証を目的とした実証実験を実施」
ウェアラブルデバイスを装着し、活動量や睡眠時間等の行動データで検証しても、ワーケーションによるパフォーマンス向上やストレス減に効果があることがわかっているんですね！運動量が増えるのは……たしかにそうですよね。
しかしここで気になりました。
「ワーケーション」と言えば海の見える場所や緑のキレイな山というイメージがやはりありますが、
海と山ではどちらでのワーケーションがパフォーマンス向上につながるのだろう……？
海と山、早速検証してみた
というわけでやってきました。七里ヶ浜です。
なぜ七里ヶ浜かというと、海と山がどちらもある場所だからです。
七里ヶ浜駅から徒歩1分で、もうこの海です！遠くに江ノ島が見えますね。
最も海に近く、解放感があってワーケーションにぴったりの場所を見つけました。
ハワイアンプレートが人気の「Pacific DRIVE-IN」です。
トンビの「きゅーーるるる」という声も非日常を感じさせてくれます。
テンションの上がるドリンクを購入しました！
テラス席は、波の打ち寄せては返す音、そしてどこまでも続く海が限りない解放感を感じさせてくれます。
しばしリラックスモードに……
さて、それでは「海での生産性」を検証してみましょう！
いざ！
マインスイーパ！！
今回、海と山の生産性を検証するテーマとして選択した理由は、
私がマインスイーパの絶妙な緊張感が苦手（爆弾押したくない）であり、集中力を要するから、そして成績が比較しやすいからです。
海での成績は……
クリア！164秒！
（楽しんでいるカップルたちの中で静かにマインスイーパをする筆者）
※となりのテーブルにいた好青年の集団に「すみません、写真を撮ってもらえますか？」とお願いしたら快くシャッターを押してくれたものの、パソコンの画面に映るマインスイーパにとても不思議そうな顔をされました……
さて、続いては山へ移動します！
七里ヶ浜の海岸から内陸方面へ40分ほど登ると鎌倉山があります。
かなりいい運動になります。
到着したのは、「ル･ミリュウ 鎌倉山」。
標高200mの鎌倉山はマイナスイオンたっぷり、静かで集中できる環境です。
海とは違ったリラックス空間ですね。
テラス席を利用したいと言うと、「午前中にトンビにケーキを奪われてしまった方がいますがそれでも良いですか？」と聞かれたので、美味しいと話題のケーキは断念します。
今回の目的はあくまでマインスイーパ！だから！ケーキを死守するのはまた今度にしましょう。
おとなしくアイスティーとマインスイーパをセットします。
海は解放感があって心地よかったのですが、山は逆に緑に包まれているような安心感がありますね。
そんな山の環境でのマインスイーパの成績は！？
クリア！124秒！
隣のテーブルでは上品そうな女性2人が「ハーブと美」について静かに語りあっており、とても「マインスイーパをしている私の写真を撮ってくれませんか」と言える雰囲気ではなかったので写真はありません……。
ちなみにNTTデータ経営研究所が出していた運動量についてですが、
これは検証するまでもなく、10倍以上の差がついていました！
山登って降りているから当たり前なんだけど……。
結論。
海と山はどちらもそれぞれのリラックス効果があり、今回は山の方が成績は良かったですが、いつもより苦手なマインスイーパも集中できた気がします！（なぜか楽しかった）〈文・松本果歩〉
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