高齢者の「声」を届けるシリーズ#4「高齢者の約6割は体を動かすことが好き‼」
こんにちは！
株式会社RARECREW（レアクル）
ニーズ調査担当の田中です。
興味を持っていただき誠にありがとうございます！
本シリーズは、“シニアマーケティングリサーチ”から
見えた高齢者の皆さまの「声」や「生活実態」に
ついて記したものです。
第四弾は「運動にまつわるお客様の声」について！
そもそも私たちが“シニアマーケティングリサーチ”に
取り組む意味や第三弾については、
是非下記記事をご覧ください♪
高齢者と運動
人間の身体機能は30歳手前でピークに達して以降、
ほとんどの機能が徐々に低下し、筋力や臓器機能、
免疫力、認知機能の低下などが始まります。
対策をしなければしないほど、「要介護状態」に
なる可能性は高く、超高齢社会である日本に
とっては課題の一つでもあります。
そんな課題に対して国は、
健康状態の維持及び健康づくりを推進する
「健康日本21※」の取り組みを行っています。
その中で推進されていることの一つが
高齢者の「運動」です。
健康日本21（第二次）：社会保障制度が持続可能なものとなるよう、国民の健康の増進の総合的な推進を図ること。
運動することは、身体機能の維持やストレス解消、
血流が良くなることによるストレスの発散、精神安定、
脳への刺激による認知症の予防など
様々な面への効果があります。
だからこそ、高齢者にとっては
運動することが非常に大切になってきます！
アンケート結果公表「介護サービスを受ける高齢者の約6割は体を動かすことが好き」
上記では、高齢者にとって体を動かすことの
重要性をお伝えしました。
ですが、そうは言っても
そもそも体を動かすことが好きでないと
中々運動する気にはなれませんよね。
そこで今回は、在宅介護サービスを受けている
高齢者に対して体を動かすことが好きかどうかを
伺いました！
調査結果としては、
「体を動かすことが好き」と答えた方は64％、
「体を動かすことが好きではない」と答えた方は36％でした。
なお、男女別で比較してもこの結果に大きな差は
見られませんでした。
アンケート詳細はコチラ▼
体を動かすことにまつわる高齢者の意見
上記のアンケート結果から、
体を動かすことに対して半数以上の高齢者は
苦手意識が低いことが伺えました。
実際に高齢者の皆さまのお声を伺うと、
「骨折するまではジムに通ってたんだけどね」
「体を動かすことは好きだけど、億劫に感じることが増えた」
「ゴルフは好きなんだけど、会場まで運転できないから…」
と、好きではあるけど身体的・心理的理由で
運動から遠ざかっている方が多くいらっしゃいました。
「運動するためのモチベーションが上がらない」と
仰る方もいらっしゃいます。
そんなお声を受けて、私たちはまずモチベーションが
上がるよう、また運動したくなるよう
施設内にパターゴルフ場を作りしました！
そうして一人のお客様がイキイキと取り組まれて
いると、周囲のお客様から「私もやってみたい」と
お声が上がり、自然と運動に向かい合う環境が
出来ておりました！
また、余談ですが先日開催されたWBCでは、
お客様がスタッフと一緒に普段は出さない
大きな声で「村神様いけーーーー！」と応援する
場面もありました！
体を動かすこと、好きなことをすることは
もちろんですが、実はスポーツ観戦一つとっても
高齢者を元気にするエネルギーがあるのです！
運動は健康づくりに必要な要素であり、
高齢者の約6割は「運動が好き」だと回答してください
ましたが、実際は好きだけど運動できていない方
が一定数いらっしゃいます。
そうであれば、より運動したくなるような
環境や方法をつくることも私たちに出来ることだと
考えています！
いかがでしたでしょうか？
運動やスポーツに関して、高齢者に向けた
取組を行っていきたい、実際に意見を伺いたいと
お考えの企業様や団体様はぜひお声がけください！
ご連絡心よりお待ちしております！！！
食料備蓄に関する調査以外にも、旅行、健康飲料、
口腔ケアなど様々なジャンルの調査を行っています‼
是非他のシニアマーケティングリサーチの
結果もご覧ください▼
高齢者向けの商品開発や販路拡大をお考えの
企業様からのお問い合わせもお待ちしております。
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