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15.クリスマスプレゼント交換の苦い思い出

スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。

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小学校2年生の時の話です。
冬休みが始まる直前の頃
私のいたクラスで
クリスマス会が企画・開催しました。

担任の先生は、みんなひとりひとつづつ
プレゼントを用意するよう指示しました。


もちろん私も用意しました。
でも何を用意したのかは全く覚えていません。


教室にたくさん飾りを作って華やかにしたり、
皆で出し物や遊びを考えたり
楽しいイベントになるよう皆でいろいろ考えました。


クリスマス会当日
ハンカチ落しや、いす取りゲームなど
小学校低学年の児童が楽しめる
定番の遊びで盛り上がりました。


そして、プレゼント交換の時が
やってきました。


何を貰ったのか?は全く覚えていません。
確か男の子が用意したものを貰った、
ということだけは覚えています。


家に帰ってから、
貰ってきたプレゼントを母に見せました。


すると母は
「何でこんなくだらない物貰ってきたの?そんなの返しなさい」
と言いました。


えっ?わたしの貰ってきたものは
くだらない物なの?返さなきゃいけないの?


そうして、次の日、母に言われたとおり
私は 男の子にプレゼントを返しました。


すると
「おおはしさんがせっかくもらったプレゼントを返した!!!」
と、クラス中が大騒ぎになってしまいました。


私何か悪いことした?
私、もしかして嫌われてる?
何で、私がこんなに悪者にされないといけないの?
ただお母さんの言ったことを守っただけなのに・・・。


何だかとても嫌な氣持ちになり
その場にいられなくなりました・・・。


今振り返ってみると
せっかく男の子が用意してくれた
プレゼントを返すなんて
何て失礼なことをしたんでしょうね。


当時の私は母の言うことは
全て正しくはないんだな、ということが
何となくわかってきました。


あの時はまだ小2。
自分で判断するだけの力が身についていなかったので
親に反論しよう、という発想が全く無かったのです。


両親の言うことは全て正しい
そう信じ込んでいたのです。


娘が幼稚園に入園してから
心の学びをするようになり
分かってきたことがあります。


それは、誕生してから7歳ごろまでは
潜在意識の扉がガラッと開いている状態で
親の発言、テレビからの情報
幼稚園や保育園、学校の先生の発言が、
正しい、間違っている問わず
全てそのまま筒抜けに入ってきた情報を鵜呑みにして
インプットしてしまうということ。


その時の情報が良質なものであれば
自己肯定感の高い、どんなことがあっても乗り越えていける!
と自分を信じていける子どもに育っていくのですが・・・


私の場合は決して良い情報ではなかったようです。
しかも、もともと土台の部分が不安定で
いつ崩れてもおかしくない
高いところで綱渡りをしているような
非常に危険な状態だったのです。


自分が危険な状態にいたと
自覚するようになったのは、だいぶ後のことで
娘を出産した後のことです。


自分の心の中って、
自分ではよく分からないのだな、と思います。


今まで色々な人達から受けた発言が
果たして本当に自分の為になるのかな?
自分の望んでいることなのかな?ということを
一旦考える必要があるのだなと思います。


たとえもし、自分には受け入れられない
自分の考えとは違うと感じることを受け止めたとしても


一旦、ありがとうございます!
と受け止めてから手放していくことを実践していくと
良いと思います。


母は、決して悪氣があって
要らないと言った訳ではないと思います。
今では要不要の判断が出来ている人なんだな
と、私は前向きな解釈をしています。


という訳で楽しい思い出は一切無く
嫌な思いをした記憶のみが残りました。


それ以来、暫くの間
クリスマス会のプレゼント交換と聞くだけで
そんなめんどくさい事には二度と関わりたくない
と思うようになりました。


☆おまけ☆
昨日(2018年6月現在)
の仕事帰りに、当時住んでいた場所に行ってみました!

真駒内M棟2018.6.29現在(私が住んでいた場所)


全く同じ場所!!!
初登校日の緊張した表情!!!

真駒内M棟1978.9転校した当時(緑小2年)

時空を超えた懐かしさが込み上げてきて
思わず当時の私を
ぎゅーっと抱きしめたい氣持ちになりました💗


背景の木の大きさと
写っている車に時代を感じますね。


次回は、
16. 新しい家の完成と転校
です。


最後まで読んで下さいまして 
どうもありがとうございます。

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