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自分の子供に英語を学ばせるなら、何から始める?

 年々、英語の必要性は強く求められてきていますが、ご自身でも英語を学び直すには何から始めると良いか分からず、参考書を買っても続かない経験をされた事があるのではないかと思います。今回のテーマは、今から自分の子供に英語教育を始めるならどんな事が有効か、自身の経験を通して重要だと思った事をお伝えできればと思います。今回の内容は、社会人になって英語学習に行き詰っている方へも参考になればと思います。

 まず、自分自身もMBA留学を体験しましたが、アメリカで本格的に英語を学習したのもほぼこの時が初めてでした。それ以外は、学校で学ぶ基礎的な内容のみでした。そういった経験を通して苦労したのがリスニング・スピーキングの大変さです。とにかく聞き取れないし、話しても伝わらない。これに関しては、社会人になってからも、どのような学習方法が最適なのか模索し続けていろいろ試してみました。例えば、よく言われるシャドーイング等も、一定の効果はある物の行き詰まりを感じていました。その中で、一番効果が出た学習が、基本ではありますがフォニックスでした。フォニックスの定義とは、gooに次の内容が書かれています。

フォニックス【phonics】 の解説
音声学的解釈に基づいて、綴 (つづ) りと発音の関係を語学初心者に学ばせる指導法。

 ざっくりとお伝えすると、フォニックスでは、日本人が目で見て連想するアルファベット文字の音と、実際に英語圏の方が同じ文字を読んで出す発音の音が異なるということです。(フォニックス専門家ではないので、あくまでざっくりとした説明です。)

アルファベット読み:A=エー、 B=ビー、 C=シー・・・

フォニックス: A=ア、 B=ブ、 C=ク・・・

 これを実際のケースで見ていくと、下記のようになります。

Bag ビーエージー ➡ フォニックス:Bag ブーア グ ➡ Bagバッグ

 日本人は、アルファベット読みで英語に触れることが多い為、目で見る音のイメージ(アルファベット読み)と実際に耳で聞く音が異なってしまい(フォニックス)、知っているはずの言葉を聞いても、その言葉が何なのか目で見ている文字と正しく合致しない事があります。これがリスニングが出来ない要因となります。また、フォニックスの音が分かるようになり、自分でも発音ができるようになると、スピーキングも伝わりやすい音になり、まさに話せて聞ける状態です。

 特に、フォニックスは、英語学習において基本中の基本となるため、まだ学習を始めるばかりの子供たちが、英語教育の初期の段階でしっかりマスターしておくと将来的に非常に役に立つスキルであることは間違いありません。そして何よりも、早い段階でフォニックスを習っておければ、苦労が少なかったかもと思えるおすすめの内容でもあります。


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