マガジンのカバー画像

時の流れに漂うエッセイ

26
感じたことをただ筆の赴くままに。
運営しているクリエイター

#エッセイ

2023年のふりかえりと新年の抱負

22023年が終わり、2024年が幕をあけた。 noteにおける記事の執筆が、もはや新年の抱負とふりか…

守られない抱負と人生の有限性、あるいは人生からの贈り物について

はやいもので今年ももう半分が過ぎようとしている。noteの更新もなんだかんだと滞ってしまった…

2023年、どんな年にしようか。

また年が明けた。2022年もまた激動の1年だった。毎年の恒例行事。ここに2022年のふりかえりと…

変化をゆるめて、忘却にあらがう

『忘却にあらがう 平成から令和へ』を読んだ。哲学者であり、批評家でもある東浩紀が5年にわ…

防衛機制の操り人形としてぼくたちは生きている

今年も早いもので3ヶ月が経つ。1年の4分の1がもうすでに過ぎ去ったと思うと、時の流れの速さに…

5回目の結婚記念日と戦争、あるいはぼくができることについて

先日、5回目の結婚記念日を迎えた。早いものでもう5年になる。7月には息子も5歳になり、今では…

子どもの自己肯定感の大半は親が決めてしまうのだから

ぼくには4歳の息子がいる。ぼくにとってははじめての子で、ほんとうに可愛い。ぼくの生きる目的でもある存在だ。そんな息子が、数日前から保育園に行きたくないとベソをかくようになった。7月の連休前に風邪をひいて休園し、(彼にとっての)9連休明けから、そのような状態がつづいている。 これまで保育園に行きたくないなどと言ったことはなく、親バカなだけに息子に感情移入しすぎてしまい、胸を痛めている。ぼくも妻も仕事があるため、もちろん出来るだけ息子の望みに耳を貸しているつもりだが、結局のとこ

息子の4歳の誕生日を迎えて。

今日は息子の4歳の誕生日だった。 朝から自転車を漕いで大きなおもちゃ屋さんへ行き、決め切…

オンラインではじまり、オンラインで終わる無味乾燥とした仕事たち。

最近、現場に出ることが増え、商談やコンサルテーションを精力的におこなっている。少し前まで…

人材開発や組織開発は永遠だ。

ぼくには部下がいる。サービス責任者をしている関係もあって、関係者も含めると10数人だ。ぼく…

変わっているはずだった、変わらない日常とぼくたち。

今日は久々にはやくに起きて、コロナ禍前の朝のルーティンをこなし、9時にオフィスに出社をし…

”亡くした心”はいつも遠くで泣いている

ほんとうに忙しない日々が続いている。年度末であることと、職業柄4月は繁忙期で新人研修シー…

あの日を忘れないために、今をていねいに生きる

現在進行形でつづく震災にかかる問題は、「もう終わったもの」とするこの実態は、如何にメディ…

妻と子どもに生かされ、そして、ふたりのために生きるということ。

金曜日の夜から日曜の夕方まで、妻と子どもが実家に帰ってぼくはひとりだった。久々にひとりになれる。そう思っていたのは、子どもが生まれてすこしたった頃までだった。 妻と子どもがいないとぼくは途端に料理をしなくなる。たいていデリバリーかコンビニ弁当を買って、食べたと思ったらソファでゴロゴロする。たいていの場合、スマホをいじりながら。金曜日の夜はまさにそのように過ごした。 次の日はすこしはマシな1日を過ごそうと思ってもそうはいかない。起きたらほとんどお昼に近い時間になっている。寝