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時の流れに漂うエッセイ

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感じたことをただ筆の赴くままに。
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記事一覧

2023年のふりかえりと新年の抱負

22023年が終わり、2024年が幕をあけた。 noteにおける記事の執筆が、もはや新年の抱負とふりか…

守られない抱負と人生の有限性、あるいは人生からの贈り物について

はやいもので今年ももう半分が過ぎようとしている。noteの更新もなんだかんだと滞ってしまった…

2023年、どんな年にしようか。

また年が明けた。2022年もまた激動の1年だった。毎年の恒例行事。ここに2022年のふりかえりと…

変化をゆるめて、忘却にあらがう

『忘却にあらがう 平成から令和へ』を読んだ。哲学者であり、批評家でもある東浩紀が5年にわ…

”祭りのあと”のキャリアステージ

noteで以前、家を建てる話をしてきた。茅ヶ崎移住記のマガジンである。 工務店に問い合わせを…

防衛機制の操り人形としてぼくたちは生きている

今年も早いもので3ヶ月が経つ。1年の4分の1がもうすでに過ぎ去ったと思うと、時の流れの速さに…

5回目の結婚記念日と戦争、あるいはぼくができることについて

先日、5回目の結婚記念日を迎えた。早いものでもう5年になる。7月には息子も5歳になり、今ではもう立派な少年のようである。そう。ぼくら夫婦はいわゆるできちゃった婚のため、子どもの成長がすなわち夫婦の結婚の軌跡と重なっているのである。4月には茅ヶ崎に引っ越す。これから、どんな未来が待っているのか楽しみで仕方ない。 そんな折、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった。今やウクライナはロシア軍のミサイルによって破壊され、荒廃している。この衝撃は、9.11以来である。ぼくは当時、高校三年

子どもの自己肯定感の大半は親が決めてしまうのだから

ぼくには4歳の息子がいる。ぼくにとってははじめての子で、ほんとうに可愛い。ぼくの生きる目…

息子の4歳の誕生日を迎えて。

今日は息子の4歳の誕生日だった。 朝から自転車を漕いで大きなおもちゃ屋さんへ行き、決め切…

オンラインではじまり、オンラインで終わる無味乾燥とした仕事たち。

最近、現場に出ることが増え、商談やコンサルテーションを精力的におこなっている。少し前まで…

人材開発や組織開発は永遠だ。

ぼくには部下がいる。サービス責任者をしている関係もあって、関係者も含めると10数人だ。ぼく…

変わっているはずだった、変わらない日常とぼくたち。

今日は久々にはやくに起きて、コロナ禍前の朝のルーティンをこなし、9時にオフィスに出社をし…

”亡くした心”はいつも遠くで泣いている

ほんとうに忙しない日々が続いている。年度末であることと、職業柄4月は繁忙期で新人研修シー…

あの日を忘れないために、今をていねいに生きる

現在進行形でつづく震災にかかる問題は、「もう終わったもの」とするこの実態は、如何にメディアによってぼくたちが去勢されているかを物語っているのではないか。 1年前の今日、ぼくはnoteにこう現実を表現した。そして、今日、14時46分に1分間の黙祷をささげたうえで、この記事を書いている。 10年前の今日、ぼくは神戸の営業所でデスクワークをしていた。地震が起きていることに気づくのに、注意を払う必要はなかった。長いあいだ、右に左に揺らめく感覚があった。たしか、そのあと15分から2