19歳 シンガポール一人旅 part2

クラークキーは最高だった。

川沿いはカラフルにライトアップされ、最新らしきスリルマンテンのアトラクションなんかもあって、歩いているだけで陽気な気分になれた。

川をバックにした路上ライブは、その場にいた全ての人を和ませ明るい気持ちにさせていたに違いない。

なんて自由でハッピーな場所なんだ。1年前の孤独なカンボジア一人旅から一転して、私は陽気な群衆の中、幸せな気持ちで満ち溢れていた。

次シンガポールに行くときも、また行きたいエリアだ。

シンガポールは東京23区と同じくらいの大きさで1週間もあれば充分すぎるくらいだった。

だけども私は2週間の滞在だったので、観光地じゃないところにも足を伸ばしてみた。

その一つが住宅街だ。

マンションが立ち並ぶエリアを炎天下の中、ただただ散歩してみた。

工事しているエリアもあって、また次ここに来たときは、何か別のものがたっているのかと、それまで特に何とも思わなかった工事現場だったけど、シンガポールというだけで、特別未来を感じワクワクしたのを覚えている。単純だ。

移動中、喉が乾き、駅の構内で飲み物を飲んだら、駅員に注意され、シンガポールのルールの厳しさは知っていたもの、ここまで厳しいのかと、呆気にとられた。

また、別の日には、駅構内で迷っていたり、乗り換えをしなければいけない駅で私が気づかず、乗ったままでいると、一般の人が、秒で駆け寄ってきて、あれこれ教えてくれたのには驚いた。本当によくできてる人たちだと関心した。

日本人の親切もすごいというけど、日本人よりもアクションが素早いというか、様子を伺うとかはなく、視野が広く、機転の利きが驚くほど速いのかもと。

1も聞いてないのに、その場の状況を的確に汲み取り10を教えてくれたり。

こう振り返ってみると、この旅から1年前の初海外カンボジアに比べ、多くのことを掴みとれた旅だった気がする。

それは、私が成長したというよりも、シンガポールこそ海外初心者にもってこいの国だからなんだと思う。

日本に近い部分も多く、インフラも整っていて、パット見で信じても良さそうな人が多い笑

どこでもいいけど、英語力ないし、ちょっとビビりだけど、海外に出てみたい18歳の子に「初海外どこがいい?」ときかれたら、シンガポールをオススメしようと思う。



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