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「誰ひとり取り残さない防災」プロジェクト始動!#pasobo β版リリース

いつもお読みいただきありがとうございます。
KOKUAの横山です。

昨年のクラウドファンディングから多くの方に応援いただいていた
パーソナル防災サービス「#pasobo」が本日1/17に、無事β版をリリースすることができました!本当にありがとうございます。

そして、β版リリースに伴い
「誰ひとり取り残さない防災プロジェクト」を始動します!

本日は

  • #pasobo β版としてリリースする理由

  • 「誰ひとり取り残さない防災プロジェクト」とは?

  • プロジェクト背景と私たちの想い

などについてお届けします。
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

#pasoboってどんなサービス?

防災は大切だとはわかっているけれど
何から準備すればいいのか分からない

そんなお悩みを持っている方に、
住所や家族構成を含めた、いくつかの質問に答えるだけで、100万通りの診断内容をもとに、自分に必要な防災対策が、簡単にわかるサービスです。

なぜパーソナル防災は大切なのか?

「パーソナル防災」とは・・・
「一人ひとりの環境(立地・住居スタイル・家族構成など)に寄り添った防災」と私たちは定義しています。

ホームセンターやネットショップでも販売している「防災バッグ」。

しかし、実際に被災し、避難生活をするにあたり
「高齢者いる家庭の防災対策」と「乳幼児を育てる家庭の防災対策」では、用意するものや、準備物は異なってきます。

家の近くに、河川があれば浸水被害の可能性が生まれ、山があれば土砂災害被害の可能性がある。

災害が起これば、避難所に行くというイメージが強いかもしれませんが、実際は、在宅避難をする方が圧倒的に多いというデータもあります。

被災した際、心身ともにダメージを最小限に留めるには、正しい知識と対策が最重要であると私たちは考えています。

東日本大震災で亡くなった方の半数以上が60歳以上というデータもあり、超高齢化社会の日本において、防災対策は命に直結する大切なもの。

一人ひとり、各家庭の環境やニーズに合った防災をお届けするべく、私たちはパーソナル防災サービス「#pasobo」を開発しました。

「誰ひとり取り残さない防災プロジェクト」とは?

前段が長くなりましたが、2023年1月17日から3月11日の期間、#pasobo β版のリリースとともに「誰ひとり取り残さない防災」プロジェクトを始動します!

このプロジェクトを通して、「#pasobo」を皆さんとともに作り上げていき、より良い防災サービスを目指していきたいと思っています。

完全版のリリース前に

・ユーザーヒアリング
・防災関係者とのイベント実施

などを通じて、診断結果や文言の表現などをどんどん改善していきます!

皆さんから多くの声を集めたい

今年の3月で、12年目となる東日本大震災。

未曾有の大災害の当時も、現場では乳児のミルクが不足したり、障がいのある方や高齢者など、個人の属性に対応する支援物資が足りない等の深刻な問題が多く発生していました。

市場で販売されている防災バッグを買えば、防災対策は万全ではありません。
防災は一人ひとり必要なものが異なるからこそ、多くの方の意見をいただきたいと考えています。

たとえば
・日頃から防災の活動をされている方には、防災対策の情報や診断結果に足りていない点がないか。
・被災経験のある方には、被災して困ったことや対策しておいたほうがよかったこと。
・災害時に配慮が必要な方(女性や子ども、ご高齢の方がいるご家庭の方など)には、災害時に不安に感じることや悩んでいること。
・まだ何も防災対策していない方には、サービスを使う上でわかりにくい点や、疑問に思ったこと。

など、多くの方の視点や立場から様々な声をいただきたいと思っています。

防災に「これさえやっておけば、大丈夫」なんて答えはないかもしれません。
でも、私たちはこのサービスを通じて、誰も取り残さない、一人ひとりに寄り添った防災対策を届けたいと考えています。

誰にとっても
わかりやすい防災を届けるために

#pasoboの開発にあたり、私たちは専門家の方々と
「どうすれば分かりやすく伝わるか」「正しい表現になっているか」と何度も議論をしてきましたが、現在ユーザー目線のサービス設計が足りない状態です。

防災にどっぷり浸かってきた、私たちにとって当たり前の表現や専門用語が、他の方にとっては分かりづらいかもしれない。

防災に普段接することのない方が、初めて使った時でも分かりやすく、よりぴったりな防災の情報を届けるためにも、ぜひ皆さんのお声や率直な感想をいただけますと幸いです。

また一方で「防災って他にもこんな考え方がある」というご意見や「診断結果の整合性」を担保するために、防災関係者や、他の専門家の方々とのイベントの実施もしていきたいと考えています。

「誰ひとり取り残さない防災」を目指し、皆さんとともに「#pasobo」という防災サービスを完成させるためにも、ぜひβ版をお試しいただき、ご協力いただけると嬉しいです!

#pasobo β版について

現在、開発中の#pasoboは、以下の機能はただいま調整中となります。

・一部地域におけるハザードマップデータとの連携
・防災アイテムの購入機能

1)一部地域におけるハザードマップデータとの連携

#pasoboでは、ご住所を入力していただくと、行政のデータから、ハザードマップを紐付けて、揺れやすさや浸水リスクなどを表示するようシステム開発中ですが、一部地域では、データが足りず紐付けができていない状況です。

そのため、診断結果として「Coming Soon」と表示される場合がございます。

2)防災アイテムの購入機能

サイト上で購入できる、「あなたにおすすめの防災アイテム」につきましては、フィードバック数がまだ足りていない状況です。
商品のリコメンド精度が不十分であるを考え、プロジェクトで皆さんの意見をいただき、反映後に完成版として購入機能を正式リリースする予定です。

β版をリリースした理由とKOKUAの想い

上記の通り、まだ#pasoboは発展途上であり、β版でも不十分な面が多く、心苦しい気持ちもあります。

しかし、災害はいつ起こるかわかりません。
明日、1週間後、1ヶ月後・・・。

大切な人の命を守るために
防災は、1日でも早く取り組むことが重要です。

災害は待ってくれない。
だからこそ、多くの人に見て、意見をもらうことで、私たちKOKUAだけの”不完全な答え”ではなく、様々な方の声をもとに、防災対策をより良くしたい。

そして、pasoboを通じて、多くの人の防災アクションをとるキッカケとなりますようにと願いを込めて、阪神淡路大震災から28年目の節目となる本日、β版をリリースさせていただくこととなりました。

知ることで被害を減らせたかもしれない。
対策をしていれば、なにか変わったかもしれない。

そんな後悔が一つでもなくなり、誰ひとり取り残さない防災を実現するために、ぜひ私たちKOKUAとともに、#pasoboを作り上げていければ幸いです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

▼pasobo β版は
こちらからご利用いただけます。

株式会社KOKUA 一同


▼pasoboのこだわりと誕生の裏側はこちらからお読みいただけます。





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