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ブルガリアが思いやりに溢れる国だと感じた3つの出会い

こんにちは。あっちゃん(@lifefullvoyage)です。

突然ですがブルガリアってどのようなイメージですか?ヨーグルト?寒い?治安っていいの?

今年の2月に実際に行き、忘れ物を届けてく入れたり、携帯をかしてくれたり・・・と沢山のいい人に出会いました。

今回はその時のことを記載していきます。

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1.宿を見つけるまで気にかけてくれたおじいちゃん

ブルガリアの首都ソフィアを観光した後、本日の宿へ向かうべくホテルの場所を探していました。

いつもはゲストハウスに泊まるんですが、たまには1人で寝たいと思い1人部屋を予約。

しかし、Googleマップに書かれている場所についても

ホテルらしきものは一向に見つからず、

ましてや近所の人に聞いたら

そんなホテル知らないと言う始末。


電話の繋がらない周遊SIMしか持っていなかった私は、
とりあえずメールを送ってみたものの
チェックインの時間ではないので返事がこない。

8kgのバックを持って3時間歩き回っていたのでヘトヘト、
歩く気力がなく現在地が示すとこで立ち尽くしていました。

すると孫を連れたおじいちゃんが

「君もこのビルに用事があるの?」

そう言って、話しかけてきました。

私はここら辺にホテルがあるはずだが見当たらない、
受付に電話したくてもブルガリアの番号を持っていないことを伝えました。

するとおじいちゃん

「僕の携帯でかけなよ、電話番号はなんだい?」

そう言って携帯電話をかしてくれるではありませんか、
疲れ切っていた私には藁をも掴む思いでお借りしました。


無事に受付と連絡が取れ、ホテルではな
くAirbubのような民泊だったことが判明、

無事入り方と場所のPDFファイルをすぐにメールで送ってくれることになりました。

おじいちゃんとは予定があるらしかったので感謝を伝えその場でお別れしました。

5分ほどして受付からメールが届いたときでした。

「先程受付からメールしたと電話があったよ、無事にメール届いたかい?」

なんとおじいちゃん、
孫を連れ戻ってきてくれて、受付がメールしたことを伝えに来てくれたのです!

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メールで送られてきた写真。
今思うと、こんなところでずっと待ってようとしてたなんて。。。

見ず知らずの土地で独できていた私にはとても心に染みる優しさでした。


2.外まで走って商品を届けてくれたおじさん

海外に行ったらローカルな物を堪能したくてスーパーでお惣菜を買うのが好きな私。

この日はバレンタイン、街の赤信号はハート型になっていました。

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夜ご飯を食べようにもレストランはカップルや夫婦ばかり。

暗くなるに連れ雨も降ってきたため、
近くのスーパーでお惣菜を買って
部屋で食べることにしました。

夕方ごろなのでスーパーも長蛇の列。
無事お惣菜を購入し、
スーパーを出て宿へ向かっていたところでした。


「ねえねえ、これ忘れてない!?」

後ろを振り向くと先程レジで後ろに並んでいたおじさんが息を切らし走ってきたではありませんか。

スーパーの外まで普通おお客さんが外人に届けてくれる?!?

結局それは、私のものではなかく、
レシートを確認して私じゃないことを伝えました。

「そっか、それならよかった。」

そういっておじさんはまたスーパーに戻って行きました。


この国、忘れ物をしても届けてくれるんだ

店員でもないおじさんの優しさと
海外で忘れ物を届けてくれることに感動し
ブルガリアの治安の良さに驚きを隠せませんでした。


3.地下鉄からずっとバスターミナルまで案内してくれた女の子

ブルガリアに1泊した後、
高速バスでセルビアに向かうべく
私は朝7時から地下鉄に乗って
国際バスターミナルを目指すことにしました。

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ただ、この地下鉄ほとんどブルガリア語で書かれているうえ、
山手線みたいに円になっているので
何行きに乗ればいいのか良くわからない。

初日に乗る方向を間違えてしまったため、
念の為キャリーを持った女の子に聞くことにしました。

ホームは合っているみたいなので一安心し、
電車に乗り目的の駅に到着。
すると、先程の女の子が

「私も国際バスターミナルに行くから一緒に行こう」

どうやら乗る時からずっと気にかけてくれた様子

そう言って私をバスターミナルまで連れて行ってくれました。

途中、友達と一緒にスキーに行くんだとか
ブルガリアはどうだったとか色々話しました。

私もセルビアに行くこと。
出発まで時間があるのでオンラインで購入したチケットの確認するために
バス会社の窓口に行くことを伝えました。

「じゃあ、私もついていってあげるよ、念のためね」

その女の子、友達との待ち合わせがあるにも関わらずついてきてくれるとのこと
願ってもないことなので、私はありがたくお願いすることにしました。

窓口に着き、先に私が受付の人に尋ねると、
ここではないと指で建物の外側を刺され
チケットを印刷しろというではありませんか。

困り果てた私を見て、
女の子がブルガリア語で代わりに聞いてくれました。

バスターミナルは建物と道路を挟んで向かい側にもう一つあるらしく
そこにも同じバス会社の窓口があり
オンラインチケットの印刷が可能とのこと。

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オンラインチケットの地図はここを指してるんだから分かるかい!
そう思いながらも

女の子がいなかったらと思うと
今頃乗れなかったのではないかとひやっとします。

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最初にあの子に話しかけてよかった。
そして地下鉄からずっとついててくれたことに
本当に感謝です。

4.ブルガリアを旅して

高速バスの席取のためカバンを置いていってしまうような治安の良い国で、
暖かい人たちが多かったです。

ただ、ネットにもあるように、
ソフィアは首都ですので様々な人がいます。
なのでスリ・置き引きはあると思います。

また、国際駅の中だけは
道案内してお金をせびってくるボランティア風のおじいちゃん達がいます。
そこだけは気を付けてください。
(ただ、5マルク(約300円)しか取られないのであまりぼったくりな感じもしませんが・・・)

あまり他にないほど優しい国でした。
物価は安いし、スイーツは本当に美味しいので
是非皆さんも行ってみてください。


⦅紹介⦆
昨年夏よりストレス性の病気になり今年1月から4ヶ月間休職しています。2月に21日間ずっとやりたかったバックパッカーに挑戦しました。
バックパッカーでまわった場所は東欧、特に旧ユーゴスラビアを中心に旅をしました。世界遺産でドローンを飛ばしたり、動画がTwitterで60万回再生された話。また、紛争跡地を巡ったり、難民だらけの夜行列車に乗った話など
21日間の記録を書いてます。
バックナンバー
Day0「バックパッカー初心者の私が女一人で旅をしようと思い立った話
Day1「初心者女子バックパッカーがアブダビの空港でプライオリティ・パスを使いまくった話
Day2「初心者女子バックパッカーが寝台列車に乗ってブルガリアに行った話

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