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ADHDのためのマインドフルネス瞑想会を開始します

■はじめに (この記事が役立ちそうな人)

・ADHDの診断や傾向を感じており、衝動性や不注意の改善をしたい方
・マインドフルネス瞑想の実践方法を身につけたい方
・心を整えて1日をスタートしたい方
・瞑想を習慣化したい方

上記を見てピンときた方は読んでいただけると嬉しいです!

■自己紹介

はじめてのnote執筆なので、簡単に自己紹介させていただきます。
名前は片渕一暢 (カタフチカズノブ)、1985年生まれ福岡県在住の36歳です!カズって呼ばれることが多いです。

教育事業をメインにしているベンチャー企業で働いており、業務内容は学習支援コーチの教育・研修企画や福岡拠点のマネジメントをしています。

個人でとしてはADHD・グレーゾーンの方を対象に「発達特性と共に生きる技術を身につける」事を目的としてコーチングを活用した対人支援をおこなっています。

受けた専門トレーニングとしては、ADD COACH ACADEMY(ADDCA)の認定資格(AACC)を取得しています。(ADDCAやADHDコーチングが紹介されているNYタイムスの記事はこちら ※英語なので翻訳ツールの利用推奨です)。

■瞑想とADHD

本題に入る前に「瞑想がADHDにいいって本当?」という疑問もあるかと思いますので、簡単にご紹介させていただきます。

マインドフルネスのADHDへの効果

・自己制御能力の向上(衝動性の抑制)
・注意力の向上(マインドワンダリングモードの抑制)
・不安、抑うつ、ストレスの減少

出典:『Mindfulness and Adult ADHD』by Mark Katz, PhD
<https://chadd.org/wp-content/uploads/2018/06/ATTN_06_12_Mindfulness.pdf>

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)ではADHDのためのマインドフルネスに基づく治療プログラム"Mindful Awareness Program for ADHD(MAPs)"に関する開講されていたりします。マインドフルネス瞑想がADHDにとって有効なのは、科学的にも実証されている事実なのです。

■ADHDのための瞑想会を始めます


そしてここからが本題なのですが、ADHDの傾向があって、不注意や集中力の維持に困難を感じている方向けに、まずは3ヶ月と期間を区切って、無料の瞑想会を始めることにしました。


企画したきっかけ

コーチングではクライアントさんからテーマをご提示いただいてセッションを開始するのですが、その中で「マインドフルネス瞑想を教えてください」という声を多くいただくからです。

セッションの中でやり方をお伝えし、効果は実感いただくものの「習慣化できない」というADHDの特性に起因するテーマに次回セッション時に直面します。瞑想がADHDにいいのは分かるけど、ADHDの特性によって阻まれるという…むむむ。


「一緒に座りますか!」

上記の習慣化の課題を長らく感じ続けていたのですが、同じように先日もクライアントさんから「マインドフルネス瞑想を教えてください」というご要望をいただきました。実践方法を紹介し、短い時間一緒に座ってとてもいい時間を過ごしました。クライアントさんからは「気持ちが落ち着いた」「マインドフルな状態の感覚が理解できた」とお伝えいただきました。そしてその時にこう思いました。

「このまま瞑想を習慣化できれば、きっとADHDの特性と生きる助けになる」

そう思ったときに「瞑想会やるので、一緒に座りますか!」と気づいた時には伝えており、自分の衝動性にびっくりしました(笑)

そして何より自分がADHDの当事者でもあるのですが、不注意・衝動性といった特性の改善に、瞑想の実践が役に立ってきた実感があること。むしろ、瞑想の実践がなかったら、自分の人生は大げさではなく、どうなっていたか分かりません(別の記事で詳しく話せればと思いますが、引きこもりや依存、抑うつを乗り越えてきました)。

ADHD当事者の自分にとって瞑想は、生きるために不可欠な実践です。次に私の瞑想の実践・指導歴について簡単に紹介します。

私の瞑想歴

はじめて瞑想を始め、本格的に学んだのが大学4年生の2011年の頃でした。
それから以下の経験を積んできました。

・10日間のヴィパッサナー瞑想コースに参加 (2012年・2015年)
・Googleで開発されたマインドフルネス実践の研修プログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ」の講師研修を受講 (2019年)
・その後、ワークショップやコーチングでマインドフルネス瞑想を指導(2019年〜現在)

思えば10年以上瞑想を実践してることになります。今は毎朝1時間程度の瞑想で1日をはじめるのが習慣になっています。瞑想をした日と出来なかった日では特性の出方に顕著な差があると感じており、1日を生産的に過ごす為に欠かせない習慣となっています。

参加させていただいた瞑想会でテレビ取材を受けた時…髪が短い… @福岡マインドフルネス部


■本題:ADHDのための瞑想会について

開催概要

<開催日時> 毎週 月・水・金 朝7:00〜7:30まで 
※水曜日のみ瞑想後に30分程度のお話会を開催予定(ADHDの悩みや上手くいった事、実践状況について自由に対話する時間にします)
※8月末までの期間限定開催の予定です

<初回実施日> 2022年6月1日㈬ 朝7:00〜8:00

<参加費> 無料

<参加方法> zoomにて実施 
※耳だけ参加、途中入室・退室OKです

<瞑想会内容>
・マインドフルネス瞑想 (呼吸に集中する内容)を30分間ガイド付きで実施します ※熟達してきたら他の内容も盛り込みます

<対象者>
・ADHDの診断や傾向があり、注意力を強化したい方
・マインドフルネス瞑想の実践方法を身につけたい方
・心を整えて1日をスタートしたい方
・瞑想を習慣化したい方


申し込み方法

<申込条件>
・開催期間中は最低週1回は参加が可能な方
・zoomでの参加が可能な方
・facebookグループへの参加が可能な方

<申込方法>
・Twitterアカウント「@LIFECOACH_KAZU」をフォローの上、DMにて以下のフォーマットを記入の上、ご送付ください

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【瞑想会参加申込希望】
氏名: 
facebookアカウント名: 
メールアドレス:
参加したいと思った理由: 
================

<注意>
・定員が埋まり次第参加を締め切らせていただきますので、ご希望に沿えない場合はご了承ください

■おわりに(主催者の思い)

上述したとおり、瞑想は私がADHDの特性と共に生きていくための助けとなった習慣です。運動や筋トレと同じですぐに効果は出ませんが、継続的な実践を通じて、脳は確実に変化していきます(参照)。私が10年間の実践や指導経験から得られたものを、共有できれば幸いです。

静かな朝に、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


おまけ (Quote)

マインドフルネスを普及させたJon Kabat-Zinn博士の言葉を翻訳してみました。共有して終わりにします。

"Mindfulness is about being fully awake in our lives. It is about perceiving the exquisite vividness of each moment. We also gain immediate access to our own powerful inner resources for insight, transformation, and healing"

「マインドフルな在り方とは、日々の生活の中で十全に目覚めていること。瞬間毎の大いなる鮮やかさに気づくこと。それは洞察、変容、癒しのためのパワフルな内部リソースに即時にアクセスする方法なのです」


  Jon Kabat-Zinn

出典:<https://quotefancy.com/quote/1282973/Jon-Kabat-Zinn-Mindfulness-is-about-being-fully-awake-in-our-lives-It-is-about-perceiving
>


ここまで読んでくださってありがとうございました。
皆さんの1日が良い日になりますように。

ライフコーチ 片渕一暢 (AACC)

瞑想会のお申し込みはこちらのDMから


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