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【お客様の声】「どこの会社でもやっていける」という自信がついたことが、一番の収穫

「転職はまだしていませんが、『どこの会社でもやっていける』と思えるようになったことが、この半年間で得た一番大きなものですね。」


半年間のコーチングを振り返るインタビューで、Mさん(30代/女性)は明確にそう語ってくれました。

育休から復帰したときに自分の居場所がなくなり、もう転職しようと思って連絡をくれたのが2022年の3月。

しかし半年後には、彼女は会社からの信頼を勝ち取り、それまでよりもレベルの高い仕事を任されるまでになるのです。

この半年間で彼女に何があったのか。

コーチングセッションの振り返りインタビューで語ってくれたすべてを、今回もドキュメンタリー形式でお送りします。



「コーチングって、どんなものなんだろう?」

「自分もキャリアに悩んでいるけど、コーチングで変われるのかな?」

そんな風に考えていらっしゃる方の参考になれたらと思います。
ぜひ、彼女の挑戦を一緒にご覧ください。



●申し込んだきっかけ


「山崎さん、私のこと覚えてますか?」

勇気を出して、直接連絡してみた。この人は、本音を伝えても受け入れてくれると思ったから。それは過去2回の転職支援で感じたこと。

「山崎さんには、以前転職を支援していただきました。会社に連絡したら退職したということで、ネットで検索して公式LINEに登録させて頂きました。」


正直、かなり追い込まれている。

2人目の育児休暇を終えて復帰しようとしたら、元々所属していた部署には別の人が居て、「復帰伸ばせない?」と言われた。

保育園も決めていたし、執行役員と話して何とか復帰させてもらえることになったけど、「どこでもいいから突っ込んどけ」というような感じで、ひとまず人材開発課の教育部門というところに配置になった。


配属後、初めてやる仕事なのに誰も教えてくれなかった。教育係という人もいたけど「そんなこと聞いてない」と突っぱねられた。

あぁ、ここに自分の居場所はもうないんだな。。。

そんな風に思って、転職することを考えて山崎さんに連絡した。

「山崎さんに連絡したのは、以前お世話になったときの印象がとてもよかったから。人を見下さないというか、正直当時利用した他のエージェントの担当者からは、私の経歴を馬鹿にされていたんです。違うエージェントには、面談を断られました。」

だけど、、

「山崎さんは親身になって私の話を聞いてくれました。だから、また転職をするなら山崎さんがいい。そう思って、検索までして連絡しました。」

山崎さんと話したら、何とかなるかもしれない。

「そんな思いもありました。正直体験セッションで聞いたコーチングの金額は高かったですが(笑)、自分を変えるためには今いる場所から飛び出さないといけない。ちゃんと自分と向き合って、自分で決断してキャリアを作っていかなきゃいけない。そう思って、覚悟を決めることができました。」

自分の手で、自分の人生を変えていく決意をした。



●コーチングでやったこと


「最初は、過去の私を徹底的に洗い出しました。幼少期から遡って、自分が大切にしたいことは何なのか、それを一緒に探してもらいました。」

コーチと一緒に過去を振り返りながら、ひとつのエピソードを思い出した。

小学生の頃。

荒れていた友達が、ある時「お父さんを喜ばせたいから、数学の勉強を教えてほしい」と言ってきた。馬鹿にしてくることもあった友達だったけど「いいことだよな」と思って、その人のために頑張って勉強を教えた。

元々40点くらいが精いっぱいだったその友達は、なんと数学で100点を取った。信じられないというような表情をしながら、それでも「お父さんに見せられる」と喜んでくれた。

「お父さんを喜ばせてあげたいと言っていたことを叶えてあげることができた。友達の笑顔も見ることができた。なにより、頼まれたことに結果を出せたことが嬉しかったですね。」

そうか、自分は目の前の人の力になれると思ったときに頑張ってこれたんだ。困ってる人の力になりたい。その人の笑顔が見たい。その気持ちが、自分にとって一番大切なことなんだと、気づいた。


「それからは、毎回のコーチングを通して『今、自分にできることは何か』を考えて実践する、を繰り返しました。転職するのは、今の場所でやることをやり切ってからでいい。そんなことも考えて、目の前のことに集中しました。」

現実を生きていると、嫌なこともいっぱいある。
嫌なことがあったら人間、引きずる。
だけどコーチングで話すことで、引きずらずに済んだ。感情をクリアにして、「今やるべきこと」を見据えることができた。

「これって、自分ひとりだとできません。山崎さんが居たから、一つひとつ乗り越えられました。」

周りが自分にどう振舞おうが、自分が相手のためにできることだけを考えよう。そう考えて、行動を繰り返した半年間だった。

そして半年後、現実が変わった。



●現実が変わった。手に入れたものは。


「本当に不思議です。こんなことってあるんですね!」

全く想像していなかった未来に、彼女は立っていた。居場所がなくなっていた会社のなかで、彼女はいまや無くてはならない存在になっていた。

「重要な仕事も任されるようになったし、今はリーダークラスがやっている仕事と同じことをやってくださいと期待をかけてもらってます。」

なぜ、こんなことになったのか。

「自分でも不思議ですね(笑)。でも、一つひとつ信頼を作っていけたからだと思います。最初は私も縮こまってました。だけどコーチングを通して『今やるべきこと』に集中して行動した。それを繰り返しているとだんだん周りも気づいてくれたんです。」

この人、信頼できるな。って。


すべてが無くなってしまったのなら、今できることをひとつ探して、それで周りの役に立つ。それを繰り返していくうちに、自然と周りからの信頼が戻ってきた。

「次長なんて、復帰当初は私に1分も時間を使ってくれませんでした。忙しい人というのもありますが、期待してくれたなかったんです。それが今では、30分でも1時間でも、『私の成長のために』と話をしてくれるようになりました。」



●一番の収穫は「どこの会社でもやっていける」という自信


居場所がなかった自分に、居場所ができた。
信頼がなかった自分に、信頼が集まってきた。

「自分が、こんなことできるとは思ってませんでした。辞めたいと思っていた会社ですけど、まだできることがあるんだなって思いましたね。」


成果を出して、一番変わったことは。

自分の成功パターンを再現できるようになったことです。今回のことで気づいたのは、小さいころに成果を挙げられたポイントっていうのは、大人になっても変わらないってことです。」

対話を通して、小さいころからの成功体験を沢山思い出した。そしてそれをモデルに、今の仕事に向き合った。

「そんな昔の話、言語化できない人の方が多いと思うんです。でも自分のことが分かればわかるほどに、仕事のパフォーマンスは上がっていった。これが分かれば、みんな周囲をごぼう抜きにできるんじゃないかって思いますよ。」


以前の自分は。

「いやぁ~、言われたことだけやってる人間でしたね。それで必死にやっても、毎日残業。仕事も楽しくなかったし、やりたいことも独りよがりに取られて通らない。それが今では残業もほとんどないし、周囲の話も聴けるようになったので提案もどんどん通るようになったんです。」

仕事が楽しい、と言う。それでも、

「元々転職しようと思ってたので、その気持ちは持ち続けてます。ただ当時と一番違うのは、どこの会社でもやっていけると思えるようになったこと。自分の成功パターンが分かったので、どんな仕事でもこなしていけるよな、と思えるようになりました。」

不確定な時代を乗り越えていく、大きな自信を手に入れた。



●コーチングに興味がある人へ


「現状が最悪で、何とか変えたいけどそのまま時間が経っちゃった。過去の私みたいな、変わるきっかけが欲しい人に勧めたいですね。」

嘘みたいに変わった、と彼女は言う。

「みんな、自分が思うようにやったらいいんですよね。本当は。でも色々なことが気になってしまう。だからコーチングには価値があるんだと思います。自分のことだけを気にせず話せる時間って、意外にないですから。」

コーチングを通した自分との対話の中で、自分が大切にしたいことを言葉にする。そして、それをベースに2週間行動する。

「その繰り返しで人生は変わっていくんだと知りました。相談した当時は、自分なんてもうダメだと思ってましたからね。ほんと、嘘みたいです。笑」


改めて、半年前を思い返す。

「あの頃は、友達には深刻な話はできないし、家族には心配かけるから言えなかった。誰にも相談できずに、このままうつ病とかになっちゃうんじゃないかと思ってました。」

でも、勇気を出して人生を変える決断をした。

「頭の使い方が180度変わったように思います。正しい内省の仕方を知ることで、最終的な答えはいつも自分の中にあることに気づきました。そして、何よりもその答えに自信を持つことができました。」

仕事や生活にモヤモヤしてしまう原因は、自分が大切にしている価値観を無意識にでも踏みにじられていると感じているから。そんなことも、対話をする中で気づいたことだった。

「私は人に貢献したい、人のためになりたいという気持ちが強くありました。でもそれを押し込めていた。対話を重ねている中で、『自分がこうしたい』をもっと出した方がいいんじゃないかという話になったんです。今思えば、そこに気づいてからうまく回り始めたように思います。」

辛かった毎日が、徐々に楽しみに満ち溢れるようになった。

「時間がないビジネスパーソンだからこそ、立ち止まって自分と対話して欲しいと思います。会社に居場所がないなぁと思っていた自分でも立ち直れたんです。ぜひ、負けないでやってほしいですね。」

その表情は、自信に満ち溢れていた。


~Fin~



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