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KDPの売り上げの銀行口座振り込みがエラーになった時の対処法

KDPの収益を受け取るには銀行口座振り込みが最適です。
しかし、口座振込の設定は一歩間違えると売り上げが振り込まれないという事態になりかねません。
そこで今回は、銀行口座振り込みの状況確認方法と、適切に行われなかった場合の対処法をお伝えします。
関連記事:意外と知らない?売上振込先の登録方法


口座振込の特徴


ロイヤリティ(収益)の支払方法を銀行口座振込にした場合の特徴は、毎月必ず振込が行われるということです。
電信送金や小切手の場合は最低額がある為、その基準額を超えていなければ支払いすら行われません。
電信送金は1万円、小切手は100米国ドルと中々の額です。
しかし口座振込の場合は最低額が存在しないため、例え収益が1円だったとしても毎月必ず支払いが行われます。

銀行口座振込は収益が発生した月の末日から約2か月後に支払われます。
例えば、6月に発生した収益の分は8月末に口座に自動的に振り込まれます


毎月の振込状況の確認方法


口座振込が正常に行われているかを確認する方法があります。
KDPのご自身のアカウントから画面上部の「レポート」をクリックし、「支払い」というタブを選択しましょう。

支払いレポートの「支払ステータス」が支払済みになっていれば正常に振り込まれています。
画面の表一番下の項目のように、振込みエラーとなっていた場合は「販売期間」の収益の振込に失敗したということが分かります。
通常支払いに成功・失敗した場合は登録したメールアドレス宛に連絡が来るため、そこを指標にしても良いでしょう。


振込みエラーの問題点と原因


振込みエラーになると何が困るのでしょうか。
勿論当月もらえる筈の金額が振り込まれないため、これを頼りにしている人からすればたまったものではありません。
しかし振込みエラーの最大の問題点はそれ以降に発生します。

一度振込みエラーが起きてしまうと、それ以降売り上げの自動振り込みが一時的に停止してしまうのです。
その月にもらえる筈だった金額だけでなく、それ以降もらえる予定の金額ももらえなくなってしまうことが最大の問題です。
支払額自体はAmazon内でストックされているため正常化さえしてしまえば振り込まれなかった分をまとめて受け取れますが、迅速に対応しなければ数か月間KDPの収益を受け取れないということになりかねません。

ではなぜこういった事態に陥ってしまうのでしょうか?
基本的に原因は登録した口座情報にあります。

KDPでは収益を振り込む際に登録口座情報が実際の口座と違っていた場合、エラーが発生して振り込みが失敗します。
自動的に振り込まれる為、名義などが一文字でも違うとエラーとなってしまうのです。
従って基本的に一度振込みに成功すればそれ以降エラーが起きることはありませんが、銀行口座の解約や名義の変更などをした場合は支払い前に正確な情報を記入しなおしておく必要があります。


正常に振り込まれていなかった場合の対処法


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